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トップ  >  病気・養生・その他  >  不妊と子宮内膜症

薬剤師会の定期刊行物に「原因不明の不妊と子宮内膜症」という記事がありました。排卵が確認され、男性の精液の異常もないのに妊娠しないかたも多いようですので、参考のために掲載いたします。記事の監修は国立京都病院臨床研究部の杉並洋産婦人科部長です。

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原因不明の不妊女性のなかには、内膜症もあるし、骨盤内癒着(子宮卵管、腸管などがほかの臓器や骨盤とくっつく)、骨盤内炎症(細菌感染などでおこる)もあります。したがって、不妊で月経痛があるから内膜症だと判断するのは危険だし、薬物療法をやっても、病気が違えば妊娠しません。不妊の治療は、原因をはっきりさせ、最も適切な治療をする必要があります。

この目的に最も合っている検査法はおなかに穴を開けて見る腹腔鏡検査です。腹腔鏡検査で、卵管の詰まりは色素を入れれば簡単にわかりますし、内膜症や骨盤内癒着、骨盤内炎症などもわかります。これらの病気を除くと、原因不明の不妊は10%ほど減ります。

内膜症が原因不明の不妊女性から見つかる頻度は60%で、腹腔鏡で病巣を取り除き、生理食塩水でおなかの中をよく洗うと、妊娠する率が高まります。

1970年代半ばに不妊症を専門にしていた杉並医師は、原因不明の不妊の多さに悩んでいたそうです。腹腔内に着目していた杉並医師は患者に説明し、腹腔鏡検査を試みたのでした。そして原因不明の不妊女性に子宮内膜症が高い頻度で見つかるのに驚き、もっと驚いたことには、検査時におなかの中を生理食塩水で洗うだけで、妊娠する確率が高まることでした。骨盤内にたまった、卵管を逆流した月経血を洗ったことが妊娠と結びついたのです。

洗うと妊娠率が高まることはぜかという疑問が明らかになったのは、86年、ハムスターの実験でした。内膜症のある骨盤内の腹水の中には、卵の取りこみを抑える物質が含まれていること。その物質を取り除くと、卵の取りこみ能力が回復するということがわかりました。

その後の研究成果も含め、内膜症と不妊の関係を杉並部長は次のようにいいます。
「不妊は複雑で、私達が発見した卵の取りこみ能力を抑える物質の存在はその一つです。ほかに骨盤内臓器の癒着、月経のたびに病巣からの出血を処理する貪食細胞の活性化、子宮を収縮させる物質の増加などがからみあって、妊娠しにくい状態にしていると思っています。病巣がある場合は病巣の除去で、かなり高い確率で妊娠できます。妊娠を希望している場合、できるだけ早く腹腔鏡検査をすると良いでしょう。内膜症があれば、検査と同時に取ることができるからです。」
 
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以上ですが、内膜症は漢方では血毒に入ります。悪い血を取り除くことによって妊娠するということは、漢方では古くからいわれていますので、改めて漢方の深さを感じました。
 

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