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【口臭の発生源】

臭いの発生源ははっきりしていて、口の中にいる細菌の繁殖と食べかす、新陳代謝ではがれた粘膜の腐敗です。それらの汚れが舌にもべっとりつきます。主な成分は揮発性硫化物で、なかでも主犯格はメチルメルカプタンで、野菜が腐ったような悪臭を放ちます。

日本大学歯学部口腔診断科の後藤實助教授は「口臭のある人は発生源をしっかりと取り除けば解決します」と言います。「その発生源には、歯磨きができていないだけでなく、口の中の病気もあります。実際に、他の人も気づくほど臭いがする人(他臭症)の7割がそうです。もっとも多いのが虫歯と歯周病です。虫歯の穴に食べ物が入り、細菌により分解されて硫化物を作ります。歯周病では、歯と歯肉との間に深いポケットができ、そこに食べかすや膿などがたまり、強烈な臭いがします。あと合わない入れ歯などもそうで、治療そのものはたいへんなのですが、治せば口臭も消えます」

【思い込み(自臭症】

深刻なのは、臭っていないのに口臭を気にしてしまう自臭症です。自臭症に悩む人は、年々増えています。日本大学歯学部口腔診断科の外来もそうで、従来は40代以降が多かったのですが、現在は20歳前後にも見られるようになりました。

自臭病にはほぼ共通した点があります。過去に何回か「口が臭う」と言われたことから気になりだす。しだいに口臭へのとらわれが強くなり、会話中、相手が鼻に手を当てる、横を向く、席を離れて座る、といった非言語的な動作・行動が、みんな自分の口臭のせいと思い込む。発展すると、人と会えない、電車・バスに乗れない、買い物に行けない、学校・会社へ行けない、など社会生活に支障をきたすようになります。

後藤教授は言います。「そうした患者さんの口の中を診ると、口臭の発生源となる病気もないし、とてもきれいなんですね。神経も細やかで、歯磨きもきっちりやられています。原因は心理的なところにあって、それが口臭という訴えになって出ているんです。ほとんどは対人関係からくるストレスの増大で、現代の社会病です」

【自臭症の治療】

自臭症の治療は、患者の訴えを受け入れることから始まります。そして、段階を追って、口臭が無いことを確認しながら、自信を回復させていきます。受診のたびに、口臭の主役的なメチルメルカプタン濃度を測定し、客観的に臭っていまいことを明らかにします。これだけで治る例もあります。

もう一つ、これは誰でもですが、1日のうちで口臭が強くなる場面はいくつかあります。生理的な口臭で、唾液の分泌量が少なくなったときです。起床時、空腹時、疲労時、ストレスや緊張時などです。

そこで自臭症の患者さんには口臭日記を書くことで、口臭が気になるときがわかり、それに合わせて自覚的に口臭を防ぐ工夫ができます。例えば、お茶を飲むとか、口をすすぐとか、ガムを噛むとかです。

それでも不安が強い時には、抗うつ剤や抗不安薬を処方するときもあります。緊張が解け、ゆっくり休むことで楽になり、唾液の分泌量も回復します。

自臭症で悩む人へ、後藤教授は次のようにアドバイスします。「一人で悶々としないことです。治療すれば必ず治るのですから。生理的な口臭があるのは自然なことを知ることも大切です。」
                      (参考:健康ライフNO.64)
 

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