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Q1:糖尿病になると目が悪くなるのは?

1)血糖が高いと血液の成分に変化がおきて血液が固まりやすくなる。
2)血糖が高いと血管の内皮細胞が障害されて血液が漏れやすくなる。
3)1)と2)により、血管から血液や血液の成分が漏れ出したり、細い血管が閉塞して血液が流れなくなる。
4)血液が流れなくなると、新しい血管ができてくる(新生血管)
5)新生血管はできそこないの血管で切れやすいため、大出血を起こしやすい。高血圧があると余計に切れやすい。
6)出血が起きると硝子体に変化が起きて網膜を引張り、網膜剥離となる。
7)新生血管が房水の流れ道をふさぎ緑内障になる。
8)血糖が高いと水晶体が混濁しやすく、白内障が進行しやすい。

この中で、6)と7)は失明することがあります。

Q2:血糖値がどれくらいまでなら安心か?

糖尿病性網膜症は数年間の高血糖の結果起きていますので、今の血糖値がいくつだから安心ということは言えないのです。過去に高血糖が続いていれば、現在の血糖値が100mg/dL であっても網膜症は始まってきます。一般には、空腹時血糖値が126mg/dL という報告もあります。糖尿病になったこと自体が危険なことなのですから、必ず眼科を受診して定期的な検査を受けることが必要です。

Q3:視力が正常なら大丈夫か?

糖尿病性網膜症は細い血管から始まります。つまり眼底の周辺部から異常が起きます。視力というのは眼底の中心部の針の先くらいのところから正常ならば1.2 見えます。視力に影響が出てくるということは、その中心部まで病が進んだか、硝子体出血や網膜剥離を起こしたかです。

Q4:検査方法は?

1)眼底検査
  眼底写真を撮るのが眼底検査と思っている方が多いようですが、眼底写真は眼底の中心部しか写りません。
詳しい検査は、眼科で瞳を開いて眼底の周辺部まで見る必要があります。
2)蛍光眼底撮影
  眼底の血管撮影です。静脈から造影剤を注入して眼底を撮影します。眼底の細かい血管の異常が見つかります。普通の検査で一見異常が少なそうでも、この検査をするとかなり悪化していることもあります。

Q5:治療は?

1)一番重要なのは糖尿病のコントロールをしっかりすることです。目は被害を受けているわけですから、原因を除いてあげる、る、つまり血糖値を正常にすることが大切です。糖尿病性網膜症の初期では、血糖値を正常にすると眼底も正常になることがありますが、進行した網膜症は血糖値が正常になっても良くなりません。

2)光凝固
  血管が詰まると新生血管ができてきます。その新生血管が大出血の原因になります。新生血管を直接つぶすというよりも周辺部の網膜を殺して必要とする酸素量を少なくして、新生血管を誘発する因子が出るのを防ごうというのが主な目的です。しかし、治療がうまくいっても決して正常になるわけではなく、病気を食い止めるのが主な目的です。治療しても視力が良くならない人もいますし、光凝固をしても悪化して追加が必要なことがあります。

3)硝子体手術
  硝子体出血が長引いたり、網膜剥離が起きたときには硝子体手術が必要です。手術法はかなり進歩していますが、手術が成功しても視力が正常になるわけではありません。症例によって差はありますが、硝子体手術をするようになってしまうと視力は0.1 くらいしか期待できません。

今では検診や人間ドックで早めに糖尿病が発見されるようになってきました。眼科の治療法も進歩してきましたが、悪化したものを正常にはできません。糖尿病といわれたら定期的に眼科での検査を受けることが重要です。
             (参考:日薬医薬品情報 Vol3.No12)
 

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