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トップ  >  病気・養生・その他  >  ショウガの効用

ショウガは、世界中の料理に使用されている香辛料です。清涼感のある香りが臭覚を刺激して食欲をそそり、さらに独特の辛味が唾液の分泌を促し、消化吸収を助けて食欲を増進させます。

原産地は熱帯アジアで、3世紀以前に日本に渡来したと伝えられています。平安時代初期の辞書である「和名抄」には、ショウガが「くれのはじかみ」という名称で収載されています。ショウガを食べると辛くて歯をかみしめることになるため、「はじかみ」と呼ばれていたということです。

【ジンゲロール】

ショウガは中国でも古くから漢方処方に頻用されていました。生のものを生姜(ショウキョウ)、乾燥したものを乾姜(カンキョウ)と呼びます。咳を鎮め、痰を切り、嘔吐を抑えるほか、解熱や消化器系の機能亢進、腹痛、胃痛や便秘の解消など、実に様々な効能が知られています。

ショウガの成分の中で特に注目されているのが、辛味の主成分であるジンゲロールとショウガオールです。ショウガを加熱すると、ジンゲロールがショウガオールに変化します。をジンゲロールには、血行促進の作用があるので、身体を温め冷え症を改善します。昔から「風邪のひき始めにショウガ湯を飲む」とされるのは、ジンゲオールの発汗作用で解熱効果が期待できるためです。温シップなどにも用いられ、ショウガは民間薬としても重宝されてきました。

一方、ジンゲロールには、二日酔いやつわりの吐き気を抑える効能があることもわかっています。吐き気は、神経伝達物質セロトニンが胃腸の運動を必要以上に亢進させることで引き起こされますが、ジンゲロールは抗セロトニン作用があることが証明されています。また、ラットを用いた実験結果によると、ジンゲロールやショウガオールには胃潰瘍の発生を抑える働きがあることも明らかになっています。

身体に対する効能ばかりでなく、ジンゲロールは強い殺菌力も併せ持っています。刺身の薬味にショウガを使えば、生臭さを消すだけでなく、殺菌効果による食中毒の予防も期待できます。寿司にガリが添えられているのも、経験的な知恵として、ショウガの殺菌効果が知られていたからです。


ジンゲロールやショウガオールは、フェノール性物質であることから、抗酸化作用を持つことも報告されています。魚介類や肉を使った料理にショウガを用いれば、これらの脂質の酸化を防止することができます。食品に対する効果だけではなく、生体内で活性酸素を除去することにより、種々の疾病や老化防止に期待が持てます。また、ショウガはタンパク質分解酵素のプロテアーゼを含んでいます。漬けダレに加えれば肉を柔らかくし、一緒に食べることで消化促進に役立ちます。その意味では、豚肉の生姜焼きは理にかなった料理といえるでしょう。

ショウガの摂取量は、1日10gが目安です。スライスなら6枚、おろしたものなら小匙1杯ほどの量です。刺激が強いので、多色は避けたほうが良いでしょう。ジンゲロールなどの成分は、空気に触れるとそ効力が失われてしまうので、切り立て、おろしたてを食べることが大事です。
                 (参考:NIKKEI Drug Infomation)
 

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