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お正月や伝統行事の料理をはじめ、日本にはゴボウを使った料理が様々ありますが、ゴボウを日常的に食べるのは世界でも日本くらいだといわれています。中国では食用ではなく、利尿、強壮、止血など薬用として利用されています。ゴボウは漢字で「牛蒡」と表記され、呉音で読むことから、呉の時代(3世紀ころ)に日本に渡米したと推測されてきました。しかし、最近の調査では縄文時代の遺跡からゴボウの種子が発見されており、日本に伝わったのはさらに古いのではないかと考えられています。

1.不溶性繊維

ゴボウは食物繊維を豊富に含み、その量は根菜の中でも特に多く含まれています。食物繊維は直接消化・吸収されませんが、「第六の栄養素」として多くの効用が明らかにされています。特に注目度が高いのが、大腸がんの予防効果です。大腸がんの発症頻度は、西洋風の食生活をしている国や地域に多く、日本でも食生活の変化によって増加しており、2015年には最も発生頻度の高いガンになると予測されています。

食物繊維を摂取すると、糞便の増量や軟化、腸内通過時間の短縮、吸着能の亢進が期待できます。その結果、胆汁酸などの発ガン関連物質が希釈され、これらを早期に排出することで大腸がんを予防すると推測されます。この仮説を検証するために、これまで多くの研究が行われてきました。「人の消化酵素で分解されない食物中の難消化性成分」と定義される食物繊維の種類は非常に多く、生理生活も多様であるため、最近の研究ではその種類や性質の違いが注目されています。例えば大腸がんの予防には、水溶性食物繊維よりも、水に溶けない不溶性食物繊維のほうが効果が高いという報告があります。リグニンという不溶性食物繊維は抗菌作用を持ち、細胞のガン化を抑える働きがあるといわれています。とはいえ、食物繊維で大腸がんを予防できるか否かは、十分な確証が得られていないのが現状です。ただし、高脂肪食が大腸がんと強い関連性があることは、ほぼ間違いないとされています。死亡が多ければ食物繊維を多く摂っても大腸ガンの予防効果は期待できないという報告もありますから、低脂肪食を実践することが大事といえるでしょう。

2.腸内細菌叢

食物繊維が腸に良いといわれる理由の一つに、便秘改善効果があります。食物繊維は糞便のかさを増やすだけではなく、大腸内で腸内細菌のエサになり、ビフィズス菌など善玉菌を増やし排便を促す物質を作ります、また、善玉菌には免疫力を高める作用もわかっています。便秘になるとウェルシュ菌などの悪玉菌が増加し、有害物質が増えます。腸内細菌叢の乱れが、体のだるさ、肌荒れといった体の不調や大腸ガンなど様々な病気を引き起こします。

ゴボウに豊富に含まれるイヌリンはフラクトオリゴ糖の一種で、体内でブドウ糖に変わりにくい性質を持っています。血糖値を上がりにくくすることから、糖尿病の予防にも効果を発揮します。さらに食物繊維には血中コレステロール値を低下させる作用もあります。食物繊維がコレステロールの原料となる胆汁酸を吸着・排泄することから、動脈硬化の予防も期待できます。

日本の食物繊維摂取量は、戦後の1947年には1日約27gでしたが、95年には15gにまで減少しました。最近は増加傾向にありますが、1日の目標摂取量とされる20~25gには及びません。食物繊維は努力して摂取しなければ不足する栄養素なのです。

リグニンはゴボウの切り口に多く発生するので、表面積の大きいささがきにすると、効率よく体内に取り込むことができます。
                    (参考:NIKKEI Drug Infomation)

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