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トップ  >  病気・養生・その他  >  飲酒習慣と寿命

飲酒習慣は喫煙習慣と共に日本人に広く普及しています。古くから酒は「百薬の長」とされていますが、飲酒習慣が長期にわたり健康に良い影響を与えるか否かは興味がある問題です。

飲酒と寿命との関係については現在まで多くの研究が行われていますが、長寿の視点からは単に寿命の延長ばかりでなく、自立した日常生活が送れる要因を明らかにすることが重要です。その研究として、死亡するリスクに加日常生活動作能力の低下の要因を明らかにするため、国民の代表集団を対象とした前向き研究により、飲酒習慣が高齢者の予後にどう影響するかを検討した結果が報告されています。これは調査時の生活習慣などが14年後の日常生活動作低下または死亡にどのような影響を及ぼすかを検討したものです。これによれば高血圧や高血糖は長寿の阻害因子であり、高齢者では高コレステロール血症はむしろ長寿の要因となっています。男性であること、喫煙は長寿の阻害因子であり、飲酒習慣は自立や寿命の延長に良い効果を与えることが明らかになりました。しかし禁酒者ではむしろ阻害因子になっています。

この結果から飲酒習慣は長寿の促進要因といえますが、この研究では開始時の調査では飲酒の頻度のみで量に関する問診がなされていないため、多量飲酒の影響が適正に評価されていないことに注意が必要です。

飲酒量や他の生活習慣を比較した研究では、1日に日本酒換算で2合以内の飲酒が最も良い影響を与えることが明らかになっています。また、喫煙者ではこうした飲酒量であっても寿命延長の効果は十分みられないとの報告があります。日本の常習飲酒者の約半数は1日に日本酒換算で2合以上の飲酒者であると報告されています。多量飲酒の害としてアルコール依存症が問題となることも多く、本人の健康障害のみならず家庭の崩壊など深刻な社会影響があることはよく知られています。したがって、飲酒習慣を無条件で良しとすべきではなく、飲酒の害を引き起こさないような飲酒習慣を身につけることが大事です。また、喫煙・高血圧や糖尿病などの生活習慣病の危険因子を持つ人にとっては飲酒量のコントロールはさらに重要となります。
                    (参考:日本薬剤師会雑誌 No.54)
 

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