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トップ  >  病気・養生・その他  >  シソの効用

シソは、和食を引き立てる香味野菜として様々な料理に広く使用されています。原産地はヒマラヤからミャンマー、中国にかけての地域といわれ、日本には平安時代に伝来したと考えられています。梅干やしば漬けの色づけに欠かせないアカジソのほか、アオジソ、チリメンジソなどが知られています。昔、カニを食べて中毒を起こした少年に、医師がシソを煎じて飲ませて治したという中国の逸話があります。「紫蘇」(しそ)という名は、シソに蘇生させる力があると当時の人々が考えていたことに由来すると言われています。東洋医学では「蘇葉」(そよう)と呼ばれ、整腸作用や解熱、食あたり・下痢の緩和のために、古くから民間伝承的に用いられてきました。

1.βカロテン

シソ特有の爽快な香りの元はペリルアルデヒドという成分で、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、健胃作用もあるといわれています。ペリルアルデヒドは強い防腐作用を持ち、食中毒の予防に役立ちます。刺身のつまや薬味にシソの葉を添えるのは、シソの香りが食欲を高めるだけではなく、その防腐・解毒作用が生魚による中毒を防いでくれることを経験的に知っていた先人の知恵なのです。
シソは料理の脇役的な存在ですが、主に食用にされる葉の部分には身体に良い有効成分も豊富に含まれています。特に、体内でビタミンAに変わるβカロテンの含有量は多く、野菜の中でもトップクラスで100g当り11mgの含有量はパセリ(7.4mg)をしのいでいます。βカロテンには活性酸素の生成を防ぐ抗酸化作用があり、癌の予防に効果があるとされています。このほかの栄養素ではカルシウムが豊富で、ビタミンB1、C、カリウム、鉄分なども多く含まれています。

シソには発汗を促し、咳や痰を鎮める働きもあり、刻んだシソの葉に熱湯を注いで飲むと、風邪の初期症状が緩和されます。さらに最近の研究では、シソに含まれるルテオリンというフラボノイドの一種に、抗アレルギーや抗炎症の作用があることが明らかにされており、こちらの効能も注目されつつあります。

シソは栄養価が高く。様々な効用を持つことから単なるつけ合わせ以上の働きが期待できます。ただし、一度に大量に摂ることができず、1回に食べる量はせいぜい2~3gなので、こまめに料理に加えることも大切です。βカロテンの吸収率は油と一緒のときに高まるので、油を使って調理すると良いでしょう。

2.αリノレン酸

近年シソ科植物の種子から調整したシソ油の需要が高まっています。その理由は、豊富に含まれているαリノレン酸が注目されているためです。αリノレン酸に代表されるn-3系脂肪酸には、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患の症状を軽減する効果があるといわれています。また、αリノレン酸には血栓を溶かしたり、血管を拡張して血液の流れを良くするといった働きも期待されています。

αリノレン酸は、体内で合成することができないため、食物からの摂取が欠かせない必須脂肪酸です。同じ必須脂肪酸でも、n-6系脂肪酸のリノール酸は綿実油や大豆油など様々な食品に多く含まれていますが、n-3系のαリノレン酸を含有する食品は限られ、しかも微量に含まれているにすぎないので不足しがちになります。しかも、現代人の食生活では、同じn-3系脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が豊富なイワシやサバなどの青魚の消費量が減少しています。一方、n-6系脂肪酸を含む肉類の消費量が増加しているため、n-3系とn-6系のアンバランスが生ており、これがアレルギー疾患が増加している原因の一つとも言われています。           (参考:NIKKEI Drug Infomation)

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