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トップ  >  病気・養生・その他  >  紫外線の作用

太陽光からはいろいろな波長の光が出ています。ほとんどは目に見える可視光線とポカポカと暖かい赤外線で、これで90%以上を占めます。残りの約6%が紫外線で、皮膚に及ぼす障害のほとんどは紫外線が原因です。

紫外線は波長の長短により、長波長紫外線(UVA)、中波長紫外線(UVB)、短波長紫外線(UVC)に分類されます。
UVCはX線の波長に近く、もっとも毒性は強いのですが、幸いオゾン層に吸収されて地上には届きません。地上に届くUVA、UVBのうち、皮膚に一番悪影響を与えるのがUVBといえます。UVBの唯一のメリットはビタミンDの合成です。ビタミンDはカルシウム代謝に欠かせないビタミンで、不足すると「くる病」になります。現在はビタミンDの補給を日焼けだけに頼る必要はありません。日本でのビタミンD所要量は100IUとされますが、この量は顔と手を30分~1時間日光に当てれば確保できます。必要なら食品からの摂取も可能なので、くる病を心配して日光浴をする必要はないのです。

【紫外線による急性反応と慢性反応】

紫外線のデメリットはたくさんあります。リットは大きく、内因(遺伝、代謝異常など)や外因(薬剤など)の影響で特定の人に起こるものと、誰にでも起こりうる生理的な影響に分けられます。前者で特に注意したいのが、抗菌薬のニューキノロンや降圧利尿薬などの薬剤が原因となる光線過敏症で、UVAが引き起こすことが多いとされます。スキンケアと深く関係するのは生理的な影響です。生理的な影響には、急性反応と慢性反応があり、急性反応とは日焼けを指します。日焼けにも2種類あって、主としてUVBによって24時間以内に赤くなる日焼けをサンバーンと呼びます。さらに日光を浴びて3~4日後に出現する黒い日焼けがサンタンです。これはいわば生体防御反応で、サンバーンによって遺伝情報などが詰まったDNAがダメージを受けると、DNAを守ろうと色素細胞をメラニンをたくさん作るのです。日焼けによって肌が黒くなるのは健康の象徴ではなく、「これ以上紫外線を浴びないように」という皮膚からの警告サインなのです。

日焼けは海水浴などで誰もが経験しますが、日焼けを慢性的に繰り返していると皮膚の老化を促し、ガンの原因となります。これが慢性反応です。紫外線防御の重要性が強調されるのは、こうした慢性反応を防ぐためです。

【シミ・シワを招く光老化】

美容と一番関係するのが皮膚の老化です。年齢も顔や手のシワやシミで判断されることが多いのですが、普段日に当たらない上腕の内側などで皮膚の実年齢がわかります。日光露出部の皮膚(顔や首、手の甲)では、日光の当たらない部分に比べ、皮膚の老化が進んでいるのです。
この日光露出部分だけに見られる皮膚の老化を「光老化」と呼び、非露出部の老化現象とは区別しています。つまり、ほとんどの人が美容的に気にしているシワやシミは、紫外線という環境原因がもたらす光老化なのです。シミやシワを防ぐスキンケアにおいても、紫外線をカットすることが重要なポイントになります。

また、紫外線が発ガン因子であることも、動物実験などで明らかです。日焼けによるDNAのダメージはそのたびに修復されますが、その修復が追いつかなくなると、何十年もたって皮膚ガンになります。日本では紫外線によるガン(日光角化症)が増え続けています。急増の背景には、日焼け崇拝世代がガン年齢なったことがあります。皮膚ガンの予防のためには紫外線防御が大切なのです。          (参考:NIKKEI Drug information)
 

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