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トップ  >   >  下痢の治療

急性下痢では、脱水の補正が第一です。原則として止痢剤は使ってはいけません。なぜならば、急性下痢の大部分は感染性ですので、下痢を止めると、原因菌・ウィルスを体外に排泄できずに、感染が遷延する可能性があるからです。ただし、感染性腸炎による腸内細菌叢の変化が下痢に関与していると考えられる場合は、整腸剤は使用してもかまいません。

慢性下痢では、原疾患の診断を優先しますが、その間、下痢の状態に応じて止痢剤で対症療法を行います。止痢剤には次のようなものがあります。

1)抗コリン薬

腸管蠕動と分泌を抑制するので、下痢が軽快します。臭化ブチルスコポラミン(ブスコパン)は腹痛を伴う下痢に有効です。抗コリン薬を内服すると心拍数が増えるため、動悸を自覚することがあります。動悸は一過性であり、著明な頻脈(1分間に120回以上)でなければ心配ありません。また、散瞳が起こるため、内服後は車の運転はしないようにしてください。また口渇も起こりやすいです。前立腺肥大、緑内障、マヒ性イレウス、心疾患のあるかたには使えません。

2)収斂薬

損傷した腸粘膜を保護します。腸粘膜に潰瘍・びらんのある場合に使用されます。タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は小腸でタンニン酸を徐々に遊離し、粘膜を保護します。アルブミンを含むので、タンパクアレルギーのあるかたには使えません。

3)吸着薬

腸内の毒素・細菌などの有害物質を吸着し、排泄します。天然ケイ酸アルミニウム(アドソルビン)があります。

4)殺菌・防腐薬

殺菌作用、異常発酵抑制作用があります。塩化ベルベリン(フェノベリン)は、腸内のアルカリの環境で、フェノールとサリチル酸に分解され、前者は殺菌作用を、後者は腐敗を抑え腸蠕動を抑制し、止痢効果を示します。

5)整腸剤

乳酸菌製剤によって、腸内の乳糖を分解し、乳酸・酢酸を産生し、他の腸内細菌叢の繁殖を抑制します。ビフィズス菌(ラックビー)、耐性乳酸菌(レベニン、ビオフェルミンR)はよく使われます。

6)その他

塩酸ロペラミド(ロペミン)は非麻薬性合成アヘン様化合物です。腸管の自律神経系に直接作用し、腸管蠕動と分泌を抑制します。ほとんど吸収されないため、中枢神経系への副作用はあまりみられません。比較的安全で、効果的であるため、最もよく使用されています。活動期の潰瘍性大腸炎や感染性腸炎に使用すると、中毒性巨大結腸症を起こす可能性があるため禁忌です。

                                         (参考:日薬医薬品情報 Vol.3 )
 

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