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トップ  >   >  妊婦と薬Q&A

Q1.受精して2週間以内は薬を服用しても大丈夫と聞きましたが、本当ですか。
A1.受精から2週間ぐらいまでの胎児は、「細胞の集団」のような発育段階にあります。どの細胞が手になるとか足になるとか、決まっていない時期です。この時期に服用した強い薬が作用していくつかの細胞が死んでしまっても、他に元気な細胞があれば死んだ細胞の分まで補って完全に回復します。もしすべての細胞が死ねば胚は育たなくなります。完全に回復するか、死んでしまうかいずれかで、これをall or noneの法則といいます。つまり薬の影響はありません。
ほとんどの薬は、肝臓で分解されたり腎臓から排泄されて1日も経てば体の中から消えてしまいます。そのために、受精後2週間は安  全といわれています。
しかし、中にはしばらく体にとどまる薬があります。例えば風疹ワクチンです。風疹ワクチンは生ワクチンで、弱毒化された風疹ウィルスを注射します。風疹ウィルスに抗体ができると風疹ウィルスは消えますが、消えるまで2~3週間は必要です。少し余裕を見て、風疹ワクチンを接種してから2ヶ月は避妊する必要があります。

Q2.妊娠6ヶ月ですが、痛み止めを飲んでも大丈夫ですか。
A2.妊娠5ヶ月(16週)以降、赤ちゃんは形の上では完成しています。しかし、これ以降も赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあります。これを胎児毒性といいます。
   胎児毒性には
   1)赤ちゃんの発育障害・羊水過少などによる子宮内の環境悪化・宮内胎児死亡
   2)赤ちゃんの臓器障害
   3)子宮収縮の異常・流、早産・予定日超過・分娩遷延
   4)新生児期への残留による障害
   5)出生後の異常
   などがあります。
   痛み止めのほとんどは、非ステロイド系消炎剤(NSAIDs)と呼ばれ、胎児尿量の減少による羊水量の減少や動脈管(赤ちゃんは肺で呼吸していないので子宮内では肺に血液が行かないようにバイパスがあり、これが動脈管と呼ばれます)の閉鎖を引き起こします。動脈管が閉鎖すると、肺にたくさんの血液が行くようになり、肺高血圧症が起こります。このために生まれてから動脈管が逆に閉鎖しなくなります。このように、NSAIDsは特に妊娠5ヶ月(16週)以降に服用すると赤ちゃんに様々な悪影響があります。
痛み止めで安心して服用できるのは、アセトアミノフェンだけです。
過量投与は危険な薬ですが、通常量では赤ちゃんに悪影響は無いとされています。

Q3.母親が飲んだ薬は全部赤ちゃんに影響しますか。
A3.お母さんが服用した薬剤はお母さんの血液に入って、胎盤を通って赤ちゃんに届きます。関所は胎盤だけですが、ほとんどの薬は胎盤を自由に通過します。ほとんどの薬で、お母さんと赤ちゃんの血中濃度が同じになることが分かっています。もちろん胎盤を通過しにくい薬もありますが、例外的です。
しかし、赤ちゃんに薬が行っても、すべて赤ちゃんに悪影響を及ぼすわけではありません。赤ちゃんに以降しても安全な薬はたくさんあります。

Q4.軟膏や貼付剤は大丈夫ですか。
A4.貼付した部位に効かせる目的の軟膏や貼付剤は安全です。薬はお母さんの血液中に入って胎盤を通過して胎児に到達します。それ以外の経路(例えば子宮壁を通してしみこむような経路)は無いと考えられています。ですから、お母さんの血液中に入りにくい薬剤の安全性は高いと言えます。局所に効かせることを目的とした軟膏や貼付薬では血中濃度が上昇しないものが多く、胎児への影響は問題になることはまずありません。例えば、花粉症では内服薬より、点鼻薬や点眼薬のほうが安全性が高くなります。
ただし、局所的投与であっても全身に効かせる目的のものは経口薬や注射と同様に考える必要があります。例えば、インドメタシン坐薬などの血中濃度は経口薬よりもむしろ高くなります。
                 (参考:日本薬剤師会雑誌 第55巻)
 

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