ホーム
2017年8月20日(日)22時41分ホーム
メニュー
漢方薬その他の情報
漢方薬
自律神経
おなか(腸)のこと
鍼と灸
アレルギー
子供
発熱・感染症
病気・養生・その他
漢方薬その他の情報
オンライン状況
10 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 漢方薬・自律神経・その他の情報 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 10

もっと...
トップ  >   >  小児抗生剤の服用について(1)

小児、特に小学校以下の幼児に薬を服用させることは、保護者にとってたいへん苦労が多いことだと思います。その中でも風邪、中耳炎など小児科疾患で何かと処方されることが多いのが抗生剤です。

感染症によって原因菌が異なりますので、使用する抗生剤もそれに応じた薬品を選択することになります。抗生剤の本来の選択方法は、原因菌を同定し、アレルギーチェックを行った後に、最も感受性が高い薬剤を使用することが理想ですが、外来ではそれだけの時間もないため、一般に抗菌スペクトルが広いセフェム系の抗生剤(ケフラール、ケフレックス、セフゾン、メイアクト、フロモックス、トミロンなど)を使う例が多くなっています。しかし、セフェム系ではカバしきれない菌(マイコプラズマやリケチアなど)や、セフェム系薬剤に対してアレルギーがある患者さんには、マクロライ
ド系(エリスリロマイシン、クラリス、クラリシッド、ジョサマイシン、ジスロマックなど)やテトラサイクリン系(ミノマイシンなど)が選択されます。

抗生剤の多くは、2次感染予防に対して処方されるのが大半です。しかし、これを上手に服用できないがために感染症を併発し、症状が悪化することもあります。それは薬をきちんと飲めていれば避けられることですので、抗生剤服用上の注意などをまとめてみました。

【服用方法】

小学校低学年までは、散薬が処方されることが多いようです。そのため、散薬は小児のために飲みやすくする工夫が、盛んに開発されています。ドライシロップ(DS)はそのまま飲ませることもできますし、水に溶かして飲ませることもできますが、一部のDSや顆粒剤は水に溶かすことによって苦味が増してくるものがありますので、服用時には注意が必要です。その場合は、ジュースやジャムなどに混ぜて服用させると良いでしょう。

また散薬の場合、かさ(粉末量)が問題となってくることがあります。子供にとって、かさの少ない薬のほうが飲みやすくなりますので、多すぎることが飲みにくくなる原因の場合には、かさの少ない抗生剤への変更を相談してみることも良いと思います。

小学校の中高学年になると錠剤やカプセルなど成人と同様の剤形で処方されるケースも増えてきます。しかし、大人でも錠剤、カプセルを上手に嚥下することが苦手なかたもいるのですから、まして子供にとってはたいへんなことです。上手に嚥下できず、食道で停滞したりしないように、多めの水などで服用させ、停滞していないことを確認することが大事です。

【服用時間】

乳児は、1日3回食後と言っても、その3回は食事と関係なく1日3回一定時間を空けて服用することが大事です。抗生剤の場合1日2回、3回、4回が主流になっており、通常マクロライド系、テトラサイクリン系などが2回、セフェム系が3回、ペニシリン系が4回ですが、体重また薬の種類で若干変更されます。

ここで問題になるのが服用と血中濃度の関係です。処方どおり、推奨された投与回数で服用することが薬効上望まし
いと思われますが、乳児、幼児など、一度に大量の散薬を服用することが困難な場合には、一度に全部飲ませるのではなく、少し時間をかけてでも少量ずつ飲ませても、血中濃度の上昇は低いことが予想されますが、ある程度の効果は得られることが期待できますので、保護者のかたはその点をお心得いただきたいと思います。
す。             (参考:薬剤師のための服薬ガイド第2版)

前
消毒薬の特徴と使用の注意
カテゴリートップ
次
小児抗生剤の服用について(2)

メインメニュー
サイト内検索
Powered by Monosasi Powered by XOOPS Cube 2.2 © 2001-2010 XOOPS Cube Project