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1.腎臓の機能と年齢

代謝と排泄は薬の解毒経路ですが、年齢による影響を受けやすいのは、腎臓からの排泄機能です。肝臓での代謝も加齢により徐々に低下しますが、その速度は比較的緩慢です。一方、腎臓の排泄機能は加齢により確実にその機能は衰えてきます。

加齢により10年で10%の機能低下が起こると言われ、特に80歳以上の高齢者では顕著な低下があります。投与された薬の解毒経路が主として腎臓からの排泄である場合には、腎臓機能低下により活性物質がいつまでも体内に溜まり、それにより副作用の発生などが起こります。調剤ではこのようなことを考慮しして投与量を調節していますので、用量を守って服用することが大切です。

2.飲み薬とグレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースが高血圧の薬の効果を増強させることはよく知られたことです。これは、特に高齢者に限ったことではありませんが、高血圧の薬は多くの高齢者が服用していますので、やはり高齢者の問題といえるでしょう。

ある種の降圧剤(カルシウム拮抗剤)は小腸から吸収される際に、小腸壁に存在する代謝酵素(CYP3A4)によって代謝を受けます。この酵素は、グレープフルーツジュース中のある物質(現在のところ原因物質は確定されていません)と結合して働きを失ってしまいます。薬の投与量はこの代謝を見越して設定されていますので、通常は小腸で代謝を受けなかった量の薬が吸収されて降圧作用が現われますが、グレープフルーツジュースを飲んだ場合は、薬は代謝を受けずに通常より多くの量が吸収されることになります。その結果、作用が強く現われたり副作用が発現する可能性があります。そして、この反応はグレープフルーツジュースを飲んでから10時間後も影響が残ったとの報告がありますので、グレープフルーツジュースと相互作用のある薬が処方された場合には、できるだけグレープフルーツジュースを飲まずに他のジュースで我慢なさることをお奨めします。
                       (参考:薬壺 No.2013)
 

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