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冬期から春先にかけて多発する「乳幼児嘔吐下痢症」は、大半がウィルスを原因とする感染性胃腸炎であり、中でもロタウィルスとノーウォークウィルスによるものが多くなっています。ノーウォークウィルスは10月から1月に、ロタウィルスは1月から3月に流行します。

原因ウィルスの種類にかかわらず、乳幼児下痢症の主な症状は、下痢、悪心・嘔吐、発熱、腹痛であり、2~3日間の潜伏期間を経て発症します。感染者は、発症後1週間程度に渡って糞便中にウィルスを排出し感染源となります。人から人への糞口感染が主要感染ルートですが、ウィルスで汚染された食品を介した非細菌性食中毒により集団発生することもあります。

発症初期は発熱と嘔吐の症状が見られ、その後、下痢症状が強くなることが多いです。排便回数は1日十数回に及ぶこともあります。便の色は白色から黄白色が典型的ですが、緑白色や茶褐色の場合もあります。

通常、嘔吐は3日ほど、下痢は7日ほどで自然治癒します。治療は、病原ウィルスに有効な薬剤が無いため、対症療法が中心となります。しかし、下痢症状がある場合でも止瀉剤は原則として使用されません。下痢はウィルスを体外に排除するための生体防御反応であり、この反応を薬剤で抑制することで、感染症の回復が遅れる可能性があるためです。

ただし、下痢が長期間続いて体力が極度に消耗した場合などは、一時的に止瀉剤を使用する場合もあります。いずれにせよ、自己判断で止瀉剤を服用せず、症状が改善しない場合は再度医師の診察を受けるべきです。

乳幼児嘔吐下痢症の場合、一般的に使用されるのが整腸剤と制吐剤の組みあわせです。整腸剤は、ウィルス感染によってバランスの崩れた腸内細菌叢を正常に戻すことを目的としています。しかし、吐き気が強い場合には内服させても反射的に吐いてしまう場合も多く、そのような場合には、まずドンペリドン(商品名:ナウゼリン)などの制吐作用のある坐剤を使用し、嘔吐の症状が治まってから内服薬を飲ませることが必要になります。
ナウゼリン坐剤を使用してから嘔吐に対する薬効が発現するまでの時間は、患者の病態、ウィルスの種類や数、精神的な要因などが関与するため一律にはいえませんが、同剤は肛門内に挿入後約2時間で最高血中濃度に達する(成人でのデータ)ことから、挿入1~2時間後には吐き気が減弱している可能性が高いと考えられます。そのため、坐剤の使用後1~2時間を目安に内服薬を服用させるとよいでしょう。

なお、ナウゼリンの場合、坐剤の最高血中濃度到達時間は2時間ですが、内服薬(ドライシロップ、錠剤)では約30分と比較的早くなっています。ナウゼリンを坐剤から内服薬に切り替える場合には、坐剤挿入後7時間(消失半減期)を過ぎてから内服を開始することが望ましいとされています。
                    (参考:NIKKEI Drug Infomation)
 

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