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日本でミカンというと、一般に種なしの温州ミカンを指しますが、その歴史は意外に新しいのです。温州ミカンが全国的に栽培されるようになったのは明治以降になってからです。中国の温州地方から輸入されたという説もありますが、300年ほど前、鹿児島の長島東町で突然変異により種なしミカンが発生したのが起源という説が有力です。その後、明治まで栽培が広まらなかったのは、当時の島津藩が鎖国状態にあったこと、「種なし」であるため縁起が悪いとされていたことなどが関係しているようです。現在では、「愛媛みかん」「有田みかん」など様々なブランド名で販売されていますが、いずれも温州ミカンの一種です。

薄皮

ミカンは薄皮ごと食べたほうが良いと言われますが、これには科学的な根拠があります。その一つがビタミンCです。ビタミンCには風邪の予防効果があり、ミカンの含有量は100g中に35mg、レモン100mg、イチゴ62mgとなっていて、ミカンのビタミンCがさほど多いわけではないのですが、薄皮ごと食べることによって、他の果物で起こるビタミンCの損失が酸化が起こりにくく、水溶性で壊れやすいビタミンCを無駄なく摂取することができます。水洗いやナイフも要らず、手軽に食べられることを考えると、非常に効率の良いビタミンC供給源と言えます。

また、ミカンには食物繊維であるペクチンが含まれています。ペクチンはは腸内水分を調整し整腸作用を示すため、便秘や下痢の改善に役立ちます。このペクチンはミカンの薄皮に多く含まれ、薄皮ごと食べると果肉だけを食べたときと比べて4倍近く多く摂ることができます。もう一つ、薄皮ごと食べた時に摂れる栄養成分としてヘスペリジンがあります。ヘスペリジンは、ソバに含まれるルチンと同様の働きを示し、加齢などでもろくなった血管を新生させ、毛細血管の柔軟性を保ち出血を防ぎます。ミカンを多く食べる地域では脳卒中による死亡率が低いと報告されていますが、これがヘスペリジンの生理作用によるものだとも推測されています。ヘスペリジンには他に、ビタミンCを安定化させる作用があります。さらに最近では、中性脂肪を減少させたり、骨量を増加させるという効果が動物実験で報告されています。

オレンジ色

ミカンの実の鮮やかなオレンジ色は、カロチノイドの一種であるβクリプトキサンチンによるものです。この成分は、以前から抗ガン作用があるとして研究が進められてきたβカロチンよりも作用が強く、発ガン性物質に対する活性化阻害作用はβカロチンの約5倍だったという報告があります。βクリプトキサンチンは温州ミカンに特に多く含まれる成分で、外国産オレンジやダイダイなど、ほかの柑橘系果実の約100倍の量を含有します。抗ガン作用に有効とされる量は1~2mgなので、温州ミカンなら1~2個で十分です。最近では、リウマチ予防効果など抗ガン作用以外の保健効果も注目されています。

みかんをたくさん食べた時に、手が黄色くなったという経験をお持ちの方も多いことと思います。これはみかんに含まれる黄色色素の影響によるもので、その黄色色素が毛細血管から染み出るためです。黄疸との違いは白目の色で見分けられます。白目が黄色い場合には黄疸が疑われるので、早急な受診をお勧めします。

漢方では、皮を乾燥したものを橘皮、その古いものを陳皮といい、生薬として健胃、鎮咳剤、去痰などに用います。(参考:NIKKEI Drug Information)

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