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トマトは、南米ペルーを中心としたアンデス高原が原産地で、メキシコで食用として栽培されるようになりました。欧州に持ち込まれた16世紀ごろは観賞用で、一般の食卓に上るようになったのは18世紀になってからです。長らく食用されなかったのは、同じナス科の植物に麻酔作用や幻覚作用のある植物が多く、トマトも有毒に違いないと信じられていたからだといわれています。日本にも17世紀半ばに伝わっていましたが、やはり初めは観賞用植物として珍重され、明治以降にようやく食用とされるようになりました。現在、日本ではサラダや付け合せとして生で食べられることが多いですが、ギリシャやイタリアなどトマトの消費量が多い国では、トマトソースなどの料理のベースとして使われるのが一般的です。トマトにはグルタミン酸やイノシン酸、アスパラギン酸などのうまみ成分が豊富に含まれてお
り、料理の味を引き立てる効果があります。

☆リコピン

このトマトが今、リコピンという成分で注目されています。
リコピンはトマトの鮮やかな赤い色のもとになっている色素で、体内の活性酸素を消去するカロテノイドの一種です。活性酸素は、体内に侵入した細菌などを死滅させる働きがありますが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子までも傷つけてしまい、その細胞を癌化させることがわかっています。リコピンは、カロテノイドの中で最も活性酸素の消去能力が強く、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上の効果があるといわれています。米国の研究では、前立腺ガンの患者にリコピンを投与したところ、ガン組織の成長が抑制されたという報告があります。また、リコピンがLDL(悪玉コレステロール)の酸化を阻害することから、動脈硬化の進展予防効果が期待できるとする研究報告もあります。

リコピンは脂溶性なので、油と一緒に調理すると吸収率がアップします。熱に強いので、炒めたり煮込んでも成分が大きく減少する心配はありません。
日本では、完熟しても色付きが浅い「桃太郎」などピンク系の品種が人気がありますが、リコピンの含有量を考えれば、多くが加工用に使われてしまう真っ赤なトマトのほうが身体に良いのです。しかも、トマトの調味料や調理素材は濃縮されています。少量で効率よくリコピンを摂取するなら、生のトマトより、トマトジュースやピューレー、ケチャップなどの加工品を利用すると良いでしょう。実際、生のトマトだけで1日に必要なリコピン(15mg)を摂るには、大きなトマトを2個も食べなければなりませんが、トマトジュースならば1缶弱、トマトケチャップなら大さじ4杯強で十分なのです。ちなみに、ミニトマトはピンク系のトマトよりも赤みが強いのでリコピンの含有量が多く、その他の栄養素も多く含んでいます。同じ量を食べるなら断然ミニトマトのほうが身体にとって良いということになります。
もちろんトマトはリコピン以外にも様々な栄養素を豊富に含んでいます。ミネラルの中では、特にカリウムの含有量が多いので、高血圧の改善には効果的です。また、食物繊維のペクチンを含むことから、便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できますし、ビタミンCも豊富に含まれています。

また、夏バテなどで食欲が落ちたときにもトマトの甘酸っぱさが食欲を増進させる上に、酸味のもとであるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有酸には、胃のむかつきを解消したり、消化を助ける働きがあるといわれています。
トマトは1年中出回っていますが、露地物の旬は夏です。栄養がピークとなるトマトをしっかり食べて、健康管理に役立てましょう。
                       (参考:NIKKEI Drug Infomation)

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