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トップ  >  アレルギー  >  アレルギーと抗体

「アレルギー」という言葉は20世紀になって作られた新しい言葉です。1906年、オーストリアの小児科医のピルケ氏がギリシャ語の「奇妙な・変わった」という意味の「アロス」という語と「働き・反応」を意味する「エルゴン」という言葉を合わせてドイツ語風に「アレルギー」という言葉を作りました。

アレルギーとは一言でいうと、人間の免疫システムのバランスが壊れて一部の免疫力が暴走してしまう現象です。
免疫反応のメカニズムは、外から侵入した異物(抗原)とそれに対抗するために体が作りだした物質(抗体)との免疫反応を抗原抗体反応と言います。異物や微生物は抗体の結合を受けることによって、病気を起こす力を失います。
異物に対して、作られる抗体は免疫グロブリン(Ig)と呼ばれるたんぱくで、それにはA・M・G・D・Eの5種類あります。このうち一般のアレルギーを引き起こす抗体は、免疫グロブリンE(IgE)に属しています。

白血球の一部にリンパ球という細胞があります。この細胞はリンパなどにもたくさん集まっています。リンパ球にはB細胞、T細胞という種類がありますが、実は抗体はB細胞が作るたんぱくなのです。T細胞はB細胞が抗体を作るのを手助けしています。T細胞はそのほかウィルスの増殖を抑えたり、他の白血球が微生物を食い殺す手助けもしています。エイズという病気は、HIVがこのT細胞に取り付いて破壊してしまい、免疫の働きをだめにしてしまうことによって起きているのです。

【IgE抗体の働き】

異物(ダニのフン・猫の毛・花粉など)に対してT細胞に促されてB細胞からIgE抗体が作られると、IgE抗体は抗原と戦わずに、鼻や皮膚の粘膜、気道に近いところにあるマスト細胞(肥満細胞)のもとに向かいます。そしてマスト細胞の表面にぴったりくっついてしまいます。このままでは何もありませんが、やがて同じ種類の抗原が侵入してくると、マスト細胞の表面にあるIgEに絡まり、その場で抗原抗体反応が発生します。驚いたマスト細胞は、細胞内のヒスタミン、ロイコトリエンといった化学伝達物質を吐き出し始めます。ついにアレルギー反応が始まったのです。これらの物質はマスト細胞周辺の粘膜や気道に無用な攻撃を仕掛けて炎症を起こします。また、血管の壁を広げてしまう働きもあるので、そこから滲みだした血漿の影響で、粘膜が腫れたり湿疹ができたりします。こうして引き起こされるのが種々のアレルギー疾患なのです。また混乱に乗じて、白血球中にある好酸球という物質も刺激物を放出します。これが遅発性のゼンソク・アトピー性皮膚炎の慢性化を引き起こしている原因と考えられています。        (参考:ダイオー会報)

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