腱鞘炎の鍼治療

腱鞘炎の記事で触れた鍼治療については私の進路でもあるので、 これから少しずつ書くつもりです。

皆さんが想像する鍼治療と違う点は三稜針(さんりょうしん)という 針を使うところです。

三稜針は刺絡という治療のために使います。

三稜針の刺絡は、患部に鍼を刺して出血させるものです。

とにかくぶっさす

怯んではならぬ

と自分に言い聞かせながら刺します(^_^;)。

血を出すことでうっ血が無くなり、その部分の自然治癒力が高まるのです。 この治療を始めてから、腱鞘炎の痛みが激減しました。

ただ、慢性化した頑固な症状であり、未だに酷使している部位でもあるので、 改善するには時間がかかると思いますし、 これだけ手を使っていて果たして治るのだろうかと不安がよぎることがありますが、 治るという希望を捨てずに鍼治療を続けるつもりです。

具体的な方法は、今は自分では三稜針で患部を刺絡し、 患部が関連している経路の中で自分が届く部位に灸、 先生には全身の鍼灸治療をしていただいています。

先生の治療も三稜針での刺絡、その後、全身の治療で鍼と灸をしていただきます。

この場合の灸は灸頭針という方法で、鍼の頭にもぐさを乗せて灸するものです。

他には腕に筋肉をつけるためにダンベルを使用、入浴時に湯の中で指の屈伸運動 などを続けています。

気候や体調によって変化はありますが、上記施術を始めてからは 徐々に回復しているように思います。

徐々にといっても痛みが無い時はありませんから、 完治と言えるようになるまでには長い道のりがあると覚悟しています。

タイトルとURLをコピーしました