通販規制検討会の現状

2009年に発令された薬事法改正による医薬品の通販規制のことでは、皆さまにご心配をおかけしていることを申し訳なく思っております。

条令発令の際に経過措置として、リピートの方には2年間の通販が認められ、その期間が切れる2011年に再度同じ措置が取られましたので、今年の5月31日がその最終日に当たります。

その期限が近づくにつれ、このところは期限が切れてからのお問い合わせを多くいただくようになりました。

以下に現状をお知らせしますので、お読みになってご理解をお願いいたします。

 

今年1月に国が敗訴した結果を持って、厚労省は何度か検討会を設けています。

裁判所が「通販を規制した厚生労働省令は無効」という判決を下したのですから、検討会でも通販緩和に向けて話し合いが持たれているのだろうと察していたところ、一昨日(4月10日)、その予想を覆すような情報を入手しました。

情報によると、検討会は議論として成立している状態とは到底いえない状況なのだそうです。

ネット販売反対派は安全性を重視するために対面販売至上主義を強調するのみで、通販推進派の意見を一蹴し、ネット上で販売されている偽薬や違法薬物の問題を提示して「ネットが諸悪の根源」という発言まで出ているというのです。

まったく議論が進まず着地点が見出せなかったときには厚労省が最終的に規制案を提示するだろう、と考える検討会委員も多いようです。

 

2009年の通販規制の条令発令の際も、一度目の経過措置が切れる2011年5月31日の時も、厚労省はギリギリまで告知を控えていましたから、今回も同様のパターンになる可能性が考えられます。

もし、そのパターンで通販禁止の条令が発令されてしまうかもしれない、と考えるたびに胸が苦しくなる思いがしています。

 

検討会の状況が上記のようですので、通販に関してはどのようになるかが全く予測できないのですが、塩化アルミニウム液のような一般医薬品とは異なる薬局製剤に関しては、通販全面解除はおそらく無理であろうと考えています。

最悪の場合は通販禁止ということになりますが、検討会が良い方向に進んで規制が緩和されたとしても、医薬品分類の中で最も規制の対象となる一類医薬品と同等の扱いとなる薬局製剤等には、何らかの規制がかけられる(たとえば初回は店頭での購入が必要というような)であろうというのが現段階での私の予測です。

 

良い情報をお知らせできなくて申し訳ございません。

ご注文の際には上記をご理解いただき、通販に関する条令が発令(5月下旬だろうと思いますが)される前のご購入の検討をお願いしたいと思います。

これからも情報を入手した際にはお知らせしますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

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