タイガーバームが犯人だったとは(>_<)

昨年のことなのですが、近所のYさんの手の湿疹にタイツコウ軟膏を勧めたことがありました。

Yさんはその後、タイツコウ軟膏を使い、手の湿疹も少しずつ改善しているとおっしゃっていたのです。

それが3月になって、湿疹の悪化が始まったそうです。

悪化が徐々にひどくなり、3月下旬に皮膚科を受診したところ、かぶれという診断が出てステロイドが処方されたそうです。

皮膚科の医師はYさんから「漢方の軟膏を使っている」と聞き、それがかぶれの原因と言ったそうです。

Yさんからその話しを聞き、湿疹は改善の方向へ進んでいるとばかり思っていたので、タイツコウ軟膏がかぶれの原因と診断されたことに戸惑ってしまいました。

 

私はタイツコウ軟膏をたくさんの方にお勧めしてきましたが、真菌や他の菌の感染がある場合は使用を控えていただくことにしており、それ以外の状況での悪化は一度もご報告いただいたことがありません。

気になって、タイツコウ軟膏の製造販売会社であるメルスモン製薬の学術部に連絡したところ、担当者は「タイツコウ軟膏でかぶれる場合は、使用してすぐに症状が出るはずなので、皮膚科医の診断に疑問を覚えます」との返答でした。

 

私はタイツコウに関しては思い入れが強いので、かぶれの原因と特定されたことがひっかかり、そうであっても、タイツコウ軟膏が原因ではないという証明もできずに、あれこれ調べたのですが、Yさんのことが気になりつつ日が過ぎてゆきました。

そして、一昨日、Yさんに会ったので、思いきって「手の様子はいかがですか?」と聞いてみました。

その返答が衝撃的だったのです。

「タイガーバームを使ったんですが」

Yさんは続けて「タイガーバームは万能薬だと聞いたから」と言うので、私は「エーッ!」と叫びそうになってしまいました。

 

「タイガーバームを湿疹に使うなんて」と私は心の中で思い、念のためにネットで添付文書を検索したところ、使用上の注意に「湿疹・かぶれ・傷などには使用しないこと」が明記されていました。

「タイツコウ軟膏でかぶれた」と言われたことが気になっていた私は、一件落着した思いでホッとした次第です

 

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