読売巨人軍からの回答

読売巨人軍の澤村投手への鍼施術報道に対して鍼灸団体が質問状を送ってから一ヶ月以上が経過しましたが、11月9日付けで巨人軍から回答が届いたようです。

澤村投手への鍼施術報道 業団からの質問状に読売巨人軍が回答 [2017.11.09]

 

その回答の要約が次のように書かれていました。

医師への質問(読売巨人軍が回答)

Q1. 正確な診断名とその理由(所見)
長胸神経の不全麻痺、それに伴う前鋸筋の機能低下(選手の症状等から)。
当該選手を診察した複数の医師が、長胸神経麻痺は、当球団が行った鍼治療が原因となった可能性が考えられると答えた。

Q2. はり治療を原因とした理由(因果関係)
発症時期や当該選手の問診等から。診断した医師は経歴や専門分野における実績等に秀でており、当該選手に関する診断は信頼に値する。

他の原因を除外した理由。はり治療前から長胸神経麻痺を疑う所見がなかったか。
鍼治療以外にも、強い力がかかる他の外的要因によって長胸神経の麻痺が生じた可能性もあるとの意見も出た。

Q3. 患者の転帰
すでに回復。

Q4. 安全対策
回答なし。

Q5. 意見感想
当該選手を施術したトレーナーは、現在も当球団でトレーナーとして勤務。当球団は鍼治療が有効であることを十分認識しており、現在も多くの選手やスタッフに対して鍼治療が行われている。今後も引き続き鍼治療を活用していく方針に変わりはない。

 

トレーナーへの質問には回答がなかったようですが、原因はあくまでも鍼治療にあるとする読売巨人軍の回答に鍼灸団体は納得するのでしょうか。

医道の日本社の上ページには次の記載がありました。

開業鍼灸師をはじめ、鍼灸業界全体に及ぼされた風評被害が今回の回答で払拭されるのかどうかは、はなはだ疑問である。

 

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

コメントをどうぞ