電源(エネルギー)のこと

一ヶ月前に目に留まり、ゆっくり読もうと思いブックマークしておいた記事を読みました。

国民生活の視点から考える30年後の電源(エネルギー)構成 「石炭火力発電」が担うものとは

 

記事には、次のように書かれています。

資源エネルギー庁がまとめた資料によると、2016年度の日本の発電電力量構成では、液化天然ガス(LNG)火力が40.4%と最も多く、次いで、石炭火力が33.3%、石油火力が9.3%を占める。東日本大震災以降、稼働再開が進まない原子力はわずか1.7%、水力を含む再生可能エネルギーは15.3%。太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用する取り組みは進んではいるものの、全体の8割以上を火力に頼らざるを得ない状況が続いている。

 

記事には主要国の電源構成と自給率の表がありますが、日本の自給率は低いとわかってはいたものの、他の主要国に比べて格段に低いことを初めて知りました。

 

記事は常葉大学経営学部の山本隆三教授へのインタビュー形式で書かれていて、山本教授が次のように話していると書かれています。

中長期的な視点でエネルギー構成を考えるにあたり、大切なのはコストだけではない。安全性の確保を大前提として「経済性」「エネルギー安定供給(エネルギーセキュリティ)」、「環境性」の3つのバランスを確保する「S+3E(Safety(安全)、Economy (経済性)、Energy Security(エネルギー安定供給)、Environmental Conservation(環境性)の頭文字をとったもの。)」という考え方がある。 エネルギーセキュリティは、地政学的な条件に左右される。水力資源が豊富な国、石油や天然ガスが豊富な国、他国からの電力融通が可能な国など、国によって条件は異なる。日本では資源の大部分を海外からの輸入に依存しており、エネルギー自給率はわずか8%となっている。「価格が安定的でいつでも買えるものをエネルギー政策の中心にすえるべき」

 

福島第一原発事故から7年が過ぎ、このところ節電や電源に関してあまり考えなくなっていた私は、この記事を読んで胸を突かれた思いがしたと同時に、電源の自給率が低い日本で生活する私たちにとって心に留めておくべき問題だと痛感させられました。

 

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