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2019年7月12日(金曜日)

高齢者・入浴時の注意

次の記事が目に留まりました。

高齢者入浴中の事故、熱中症8割超 ヒートショックは1割未満

 

高齢者の入浴中の事故というと、冬に起きやすいヒートショックが思い浮かぶ方も多いかと思いますが、記事には高齢者の入浴中の事故のうちヒートショックが原因と思えるものは1割未満だったと記されていました。

 

記事の冒頭に次がありました。

入浴中に浴槽で体調を崩した高齢者のうち、8割以上が熱中症かその疑いのあることが7日、千葉科学大の黒木尚長(ひさなが)教授(法医学・救急救命学)の調査で分かった。急激な温度差が体に悪影響をもたらす「ヒートショック」は1割未満だったことも判明。死亡事故の場合も同じ傾向があるとみられる。入浴の際にはヒートショックの危険性が指摘されてきたが、定説が覆る可能性が出てきた。

 

また、記事にはアンケート結果として次が記されていました。

黒木氏は29年12月、65歳以上の男女3千人を対象にインターネットで入浴に関するアンケートを実施。入浴中に具合が悪くなった人は10・8%に上り、症状などから熱中症が62・2%、熱中症の疑いが22・0%だった。ヒートショックの疑いは入浴前後を合わせても7・1%にとどまった。

 

高齢者の入浴中の事故というと、今まではヒートショックと結びつけて語られてきたわけですが、実際は熱中症によるものだった可能性もあるそうです。

黒木氏によると、体温37度の人が全身浴をした場合、湯温が41度だと33分、42度だと26分で体温が40度に達する。この結果、入浴中であっても重度の熱中症の症状が出て、意識障害を生じるリスクが高まる。そのまま入浴を続け、体温が42・5度を超えれば突然死することもある。

黒木氏は「高齢者は神経系の老化で熱さを感じにくく、長時間浴槽につかる傾向にあり、熱中症の初期症状が出ないまま意識障害に陥ることも多い」と説明。予防には湯温41度以下、入浴時間10分以内を目安とするほか、こまめに体温を測ることも有効だという。

 

入浴中に体温を測る習慣を持つ方は少ないと思いますが、それが事故を防ぐ対策とのことすので、ご自身が高齢の方や高齢のご家族がいらっしゃる方では特にお気を付けいただければと思います。

 


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