以前、加工食品による幼児の窒息という投稿をしましたが、偶然に目に留まった次の記事にはまたもやゾッとさせられました。
ブドウの皮をむいてあげた父親の目の前で…乳幼児の窒息死 「柔軟な球形」が危ない
記事の冒頭に次が書かれていました。
子どもの場合、気道に詰まらせるケースの3分の2は食べ物です。食べ物が少しでも気道に入ると、むせて吐き出そうとします。しかし、吐き出せないで、食物が気道を完全に 閉塞へいそく させると窒息になります。
そして事例が挙げられていて、一番目はミニトマトでした。
2例目もミニトマト、そして3番目に種なしの巨峰での事例が挙げられていました。
私の下の孫は1歳11カ月になり、ミニトマトは娘が半分くらいに切って、ブドウの場合は皮をむいてそのまま食べさせていたので、3例目の事故にはひどく驚きました。
4例目がリンゴ、5番目はなんとイクラの事例が書かれていました。
5例目はイクラが気道を閉塞させたことでの事故と書かれていて、次の説明がありました。
ヒトの気管は、その人の小指の太さと同じくらいと言われています。それを知っていれば、5か月児がイクラを気管に詰まらせることは想像できると思います。このようなケースでは、もし発見が遅く、すでに死亡していた場合、乳児突然死症候群と診断されていたと思われます。
記事には次のアドバイスが書かれていました。
食物で気道が閉塞して死に至るかどうかは、その大きさ、形、硬度などによって決まります。丸い食べ物で、柔軟性があり、 気道の形に合わせて変化しやすい「応形性」があるものはとくに危険です 。このような食物を乳幼児に与えるときは、切ってからにしてください。
「応形性」が危険とは、この記事を読むまでは私も認識不足でした。
小さいお子さんが身近にいらっしゃる方々は、くれぐれもお気を付けください。