家族

家族がグループホームに入ってから11ヶ月経ちました。

自宅での介護は私一人でしたが、 施設では複数のヘルパーさんたちによる手厚い介護を受けているので 本人にとっても施設入所は良かったのだと感じています。

先日、ケアプランの見直しということで、 ケアマネージャーさんから新しいプランが送られてきました。

そのプランの中に「○○さんのエピソード」という、 被介護者が今現在認識している家族や生い立ち、 自分がしていた仕事などが書かれている項目がありました。 その項目の記載を読んだ時、 私はめまいがするほどショックを受けました。

そこに書かれた家族欄には私の名前が無く、 主人と娘、そして家族ではない人の名前がありました。

以前のケアマネージャーさんのプランの場合はエピソードという項目がありませんでしたから、 今回の担当のケアマネージャーさん独自の項目なのかもしれないですが、 記載を目にしてフラッシュバックが生じてしまい、 辛い時間を過ごしました。          

施設での様子や体調を家族に知らせることは必要なことだと思いますが、 「あなたのことは記憶から抹消されました」と思い知らされた家族は、 いつかは訪れる現象であることは理解していても、 それができるだけ遠いことを願っていると思いますし、 今までの積み重ねも消えてしまったのだと、 大きなショックを受けるのではないでしょうか。

ケアプランを作成したケアマネージャーさんは仕事をしっかりなさる方なのだと思いますが、 家族の介護経験は無いのではないかと想像しています。     

「エピソード」なるものを家族に見せる意図を考えさせられ、 悶々とした気持ちが残りました。 エピソードの中の家族欄の空欄は、これからも私の脳裏から消えることは無いでしょう。

  

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

コメントをどうぞ