痩せる高齢者

YomiDr.で記事を探していた際、探していた記事ではなかったのですが、亡くなった両親が二人とも最期はだいぶ痩せたので、次の記事が気になって読みました。

高齢者が病院でやせたのは、飢餓が原因だった

 

記事に登場する90歳の男性は、肺炎で入院中も食事を残さず摂っていたにも関わらず痩せていったそうで、退院後に入居した老人ホームで診た医師が疑問に思い、食事量を増やしたところ体重の減りが止まって、その後は体重が増加したことが書かれていました。

 

病院の主治医は、男性が痩せていくことに対して「老衰だからしかたがない」という見解だったそうです。

入院中は1300キロカロリーの食事だったそうで、老人ホーム入居後に診た医師も、食事として十分と思うのは普通かもしれないと思ったと記事にありました。

 

それでもその医師は痩せるのは食事量が少ないためではないかと思い、食事を増やしたところ、前記のような結果になったそうです。

 

記事には次が書かれていましたが、私は今まで加齢とともに消化吸収機能は低下すると思っていたので、少々驚きました

亡くなった母は、入居先の老人ホームで毎食完食していたにもかかわらず体重が減っていったためです。

消化吸収機能は、加齢に伴って機能が「低下しない」ことが知られています。

 

実は、毎食完食しているにもかかわらず母の体重が減っていったことに対して、少なからず疑問を抱いたことがありましたが、医師も栄養士もいる施設でしたので、「余計な口出しはしないでおこう」と思ったという経緯がありました。

 

上記事を読み、当時の疑問が再び頭に浮かんだのですが、母は亡くなっていますし、今更考えても仕方がないと思って考えるのを止めました。

 

記事は次の文面で終わっていましたが、BMIが低い私には他人事ではないので、体重を増やす努力をしようと思った次第です。

高齢者はやせていて当たり前。日本ではそう思われてきました。実際、在宅で療養している高齢者の平均BMIを調べてみると、なんと18.1とかなりの低さでした。在宅高齢者の実に60%がBMI18.5未満、つまり「やせ」で、死亡のリスクが2.6倍になるBMI16未満の人がなんと28%もいることもわかりました。

しっかり食べて、しっかり太る。高齢者は、難しい健康法を試すよりも、まずは体重を増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。

 

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