親が認知症になったら

ブログにも何度か投稿していますが、私は認知症の親の介護の経験から認知症の介護に関する記事には関心が高いため、次の記事もタイトルの意味が気になって読みました。

認知症の親には「赤ん坊は2階で寝た」と言え

 

筆者を知らずに記事を開いたところ、阿川佐和子さんの記事でした。

 

阿川佐和子さんの介護体験のことは以前に投稿したことがありましたし、阿川さんは娘の中高の先輩でもいらっしゃるため同窓誌などでも拝見することが多く、勝手に親しみを持っているため、記事は一層関心を持って読みました。

 

阿川さんのエッセイは、決して軽い内容ではない場合も読みながら重苦しさを感じず、時にはフッと笑うような箇所があったりして、今回も最初から最後まで一気に読んでしまいました。

 

タイトルの「赤ん坊は2階で寝た」に関する箇所は後半にあり、次のように書かれていました。

そしていま、私が実践しているのは、母の頭の中の妄想や景色に付き合う方法で、意外と楽だし面白いんです。たとえば、母はいつの間にか、夢と現実とが混ざっているような状態になって、「さあ、寝ますよ」というと「ちょっと待って、赤ん坊をどうするの」といってきます。そういうときは「赤ん坊はね、さっき2階で寝ましたよ」と返します。そうすると「ああ、そうか」といって安心します。
そもそも学習させること自体が無理なんで、まずこれを認識するのが大事。もう1つは、否定をしないこと。「赤ん坊はいないのよ、わかった?」と言い聞かせても、認知症の母は赤ん坊が気になってしょうがないわけです。だったら、解決するには「赤ん坊はいるんだけど、もう寝ちゃったから大丈夫」と安心させたほうがいいわけです。

 

私は実際の介護中、上記のような切り返しはできませんでした。

心身ともに余裕がなく悶々とするばかりでしたので、今思うと義母や母に申し訳なかったと思います。

 

記事の次の箇所ではフッと笑いそうになって、阿川さんのことを「可愛い方」だと思いました

父があまりにもガンガン理不尽なことや文句をいい続けたときは、頭にきて預かっていた父のデパートの家族カードで自分のブラジャーを買ってやったんです。あれは心の底からスカーッとしましたし、「ちょっと悪かったかな」と思って父に優しく接することができるようにもなりました。

 

以前の投稿にも書きましたが、この記事も介護中の方はもちろん、若い方々にも将来の介護のためにぜひお読みいただきたいと思いました。

 

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