男性育休13%

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男性育休13%、男女格差なお 嫌み言われても…経験者が語るメリット | 西日本新聞me
女性82%、男性13%-。男性の育児休業取得率はこの数年、徐々に上昇しているものの、男女格差はなお大きい。2022年度には「男性版産休...女性82%、男性13%-。男性の育児休業取得率はこの数年、徐々に上昇しているものの、男女格差はなお大...

記事には、2009年に育休を経験した樋口一郎さんが登場します。

国家公務員の樋口さんは長男が1歳になるタイミングで1カ月の休みを取る際、幹部職員から「休めていいね」「資格の勉強でもするの?」と言われたことが忘れられないと書かれていました。

当時の男性の育休取得率はわずか1.72%だったそうですから、男性の育休への理解が進んでいなかったことはわかりますが、10年以上たった今ではどうなのでしょう。

記事には次が書かれていました。

厚生労働省によると、女性の育休取得率は07年度以降80%以上で推移し、20年度は81・6%。一方、男性は20年度でも12・65%にすぎない。しかも取得日数5日未満が約3割で「形だけの育休」も見え隠れする。

育児に関しては、女性の方が圧倒的に負担が大きいことには変わりがないようです。

記事には新しい制度についても書かれていましたが、記事にもあるように中小企業では代替要員の確保が難しいことは否めないですから、新しい制度が施行されたとしても男性の育休取得にはまだまだ課題が多いように感じました。

改正育児・介護休業法が4月から段階的に施行され、子どもが生まれる従業員一人一人に育休取得を働き掛けることを企業側に義務付ける。違反すると指導や勧告の対象となり、従わないなど悪質なケースは社名を公表できる。10月からは出産後の妻をサポートできるよう、子どもが生まれて8週間以内に夫が計4週分の休みを取れる「出生時育児休業(男性版産休)」も新設される。

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