使い方のコツ

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塩化アルミニウム・塩化ベンザルコニウム液を効果的にお使いいただくためには、いくつかのコツかあります。

コツ1:手のひらに液をたっぷりとる

お化粧用のコットンなどでの塗布は効果も薄くなります。就寝前に塗布し、手の場合はバンザイの形で就寝することで、塗布継続2~3日後から手のツッパリ感でこぶしを握りづらくなり、症状が改善されたというご報告をいただきました。
このポイントはツッパリ感が出るくらい液をたっぷり塗布なさったこと、バンザイの形でお休みになられたことで寝具などとの接触がないために塩アル液の定着が良好であったこと、などではないかと私は思います。このポイントを皆さんも参考になさっていただきたいと思います。

ご使用の方のご報告を以下に記します。

私はたぶんレベル3くらいだと思います。ドライオニックはほとんど効きませんでしたが、手や足にはあまり効かないといわれている塩アル液の方が私には効きました。でも塗り方によっては効き目が少ないと思います。

寝る直前に塩アルを塗るのですが、その前に顔に化粧水やクリームを塗った手でうっかりそのまま塩アルを使ってしまうと効果なしですので、直前にしっかり手を洗いましょう。
少量ずつ手に塗りこみます。塩アルを叩き込みながら扇風機の風をあてます。乾いてきたらまた、塩アルを少量取り肌に叩き込むように塗ります。すり込むより叩き込んだ方が良いと思います。
それを何度も何度も繰り返す。そうすると手のひらが突っ張ったような乾いた感じになってきます、後は手のひらが布団などにつかないように万歳の格好で寝ればおっけ~です。わたしはこの塗り方にしてから、効き目が出てきました。

コツ2:症状がある部位に集中的に塗布

手足などは一番困る部分、胸部・背中等の場合はハガキ大ほどのサイズ以上にならないように塗布してください。

コツ3:擦り込んだ後、1時間程度は刺激のない状況をつくる

塗布の時間帯についてですが、ご報告や私の体験などから考えますと、朝のご使用よりも就寝前のご使用のほうが効果が高いということがいえるように思います。これは朝は交感神経が働き始めるときであり、夜は交感神経の働きが鎮まることに関係があるように思います。
また、自律神経系の働きのバランスを整える漢方薬を服用なさっておられるかたからも、服用前より塩アル液の効果が高くなったというご報告をいただいていますので、自律神経系の働きが塩アル液の効果の発現にも影響があると考えられるように思います。これらのことから、人により差異があるとは思いますが、就寝前の交感神経の働きが鎮まる時間にご使用いただくことが効果を高めるコツのように思います。

コツ4:塗った後はなるべく意識しないようにする

塗った後には、効果のほどなど気になられることと思いますが、常に気になさることは交感神経が働くことになりますので、なるべく意識しないことも効果を高めるコツといえます。

コツ5:効果が出ている時には塩アル液の使用を休むことが、長期に高い効果を得ることにつながる。

効果が出ているということは、皮膚に無理な刺激を与えていることになります。効果が出ている期間は塩アル液のご使用を休むことは皮膚への刺激をやわらげることになり、それが薬剤の作用を高めることにつながります。
そのため、効果の無くなることを心配なさるあまり塩アル液を毎日ご使用になることは反って効き目を弱めることになること、休止期間を上手にお作りになることが長期に渡っての効果の継続につながることをご理解いただきたいと思います。

コツ6:身体の調子によっては効果が減弱する時期があり、それには個人差もあるので、その時期の効果減弱には不安感を抱かないことが大切   

ご報告から判断しますと、女性の場合は排卵時から生理までの間に効果が減弱するかたがおられるようです。また、その他の場合では風邪など身体に異変が起きた時、ストレスが重なったとき、睡眠不足などで疲れが重なった時などに効果が減弱することもあるというご報告をいただいています。いずれの場合もお体の変化が自律神経に作用して起こるものと考えられますが、これらの減弱はほとんどの場合お体が戻ることで回復しますから、不安感をお持ちにならずに時期をお待ちいただきたいと思います。効果の減弱による不安感が大きくなられますと、それが交感神経を刺激することになるという悪循環が起きてしまいます。お体の変化はどなたもあることですから、その変化を把握なさることで塩アル液を上手にお使いいただきたいと思います。

コツ7:脇にご使用の方では脱毛後に塗布を一時休止する

通常の脱毛の場合は24時間以上、エステでのレーザー脱毛などの場合は、少なくとも1週間は塗布をお休みいただくことをお願いいたします。

また、手足以外の部位にお使いの場合には、多くの方に痛痒いなどどの刺激感のご報告をいただいています。その刺激感はどなたも感じるもので、赤くなったりなどの炎症が起きない場合には原液でのご使用が可能ですが、それでも刺激感が強すぎる方では精製水で稀釈なさったり、塩アル液塗布前にベビーパウダーなどをお使いいただく、塩アル液を冷蔵庫で冷やしてお使いいただく(保存は常温でお願いしておりますので、冷やす場合は一時的にしていただき、塗布後は常温にて保存をお願いします)、などの方法をお勧めしています。冷蔵庫で冷やす方法はお使いの方から教えていただきました。

コツ8:密封療法

塗布後に密封することで、発汗レベルの高い方にも効果が出ているご報告をいただきました。

効果の出るまでの日数には個人差があります。効果が実感できた時点で、ご使用を毎日連続でなく間隔を空けていただくと良いでしょう。

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