足底腱膜炎の症状が出てから、今日で4週間目になります。
発症から2週間目くらいまでは湿布、ストレッチ、鎮痛外用薬、テーピングなど、何をしても効果がなく、特に接骨院で施された強力なアイシングの後には、それまでにないほど悪化してしまいました。
整形外科でのリハビリと称した電気治療も全く効果がありませんでした。
整形外科からは鎮痛剤が1日3回服用として7日分21錠処方されましたが、それが対症療法だとわかっているので、どうしても出かけなければならない時だけ鎮痛剤を服用することにして、結局服用したのは2回(1回1錠)だけでした。
湿布も発症直後の数回で止めました。
そして発症2週間目あたりから、外用剤も止め、完全に鍼灸治療のみに切り替えました。
それが功を奏したようで、痛みが1日1日と軽減されてゆきました。
その治療は、先日の投稿に書きましたが、以下の方法です。
1.デルマトームを考慮して、腰部の次?辺りの圧痛に灸
2.膀胱経と腎経の踵の要穴への鍼(パルス)と灸
3.膀胱経と腎経の井穴への刺絡
上記の中でも刺絡が最も良かったのではないかと思います。
灸は今でも毎日、施術開始から毎日続けていた刺絡は、今は数日間隔にしています。
4週間目の今日の状態は、ほぼ100%完治に近いです。
数日前からウォーキングも再開しました。
最初は距離を短めから始めましたが、昨日からは定距離に戻しています。
ウォーキング再開当初は歩くことにまだ不安があり、最初は足にまだ違和感が残っていましたが、今日はその違和感も全く感じませんでした。
まだ無理はしないように気をつけようと思っていますが、2週間目辺りの辛さを思うと、ここまで短期に回復したことが夢のようです。
あまりの痛さと改善しないストレスで、最悪、仕事ができなくなるのではないかとさえ考えた日もありました。
今は歩くことがうれしくて、発症前より足が軽いように感じています。
骨粗鬆症がありますから、これからも気をつけなければなりませんが、ここまで回復したことに心から感謝したい思いがしています。
やはり何事にもしぶとさが大切ですね。
今回の足底腱膜炎でもあきらめずにいろいろ試した結果、自分に合った治療法が見つかったのですから。
↓は足底の痛みとの関係はないのですが、画像がない投稿のアイキャッチ画像として指定しているものです。
野原に咲いているナデシコですが、たくましさに励まされるように感じられて好きなのです。