次の記事はぜひご一読いただきたいと思います。
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目薬を使ったことがない方は少ないのではないかと思いますが、使い方を誤ると反って症状を悪化させる場合もあることが記事に書かれています。
記事に登場する杏林大学医学部眼科学教授の山田昌和先生が次のように述べています。
点眼薬の使い過ぎや防腐剤の影響により、かえって角膜の傷を悪化させてしまっている可能性も。目の不快症状→点眼薬の回数が増える→傷がますます悪化する、という負のスパイラルを断ち切るには、正しい点眼薬の選び方、使い方が大切
正しい点眼薬の使い方として適正回数は1日5~6回、リフレッシュでさすのは1日1~2回だそうで、使うタイミングとして次が挙げられていました。
- 起床時(おすすめ)……最も眼球が乾いているのが起床時。目をこする前に、起き抜けに点眼するのが効果的
- 昼休み
- 3時の休憩時
- 夕食の前「点眼は1滴で十分効果があります。眼球を潤している涙の量は10µl(マイクロリットル)で、点眼薬の1滴はこの5倍の量に相当します。目が乾くからと2滴・3滴と使うと自前の涙液を洗い流してしまうことに。防腐剤の有無に関わらず、さし過ぎには注意を
適切な点眼薬の選び方では次が書かれていました。
角膜への影響が少ない防腐剤無添加のもので、角膜修復効果のあるものを選ぶ。清涼感があるタイプの点眼薬をリフレッシュ目的で使うのは、1日1~2回まで。白目の充血を取るタイプの点眼薬は気になるときのみの使用にとどめ、常用しないほうがいいという。
記事には、「1年以上続いているコロナ禍の状況は角膜の傷リスクを高める条件が揃っている」として生じやすい症状の説明もありますので、皆様にはぜひご一読いただければと思います。