知人の膵臓がん

昨年、70代の二人の知人が膵臓がんで亡くなりました。

二人共がんの発見時には、すでにステージIVでした。

そして、もう一人、昨年の今頃に膵臓がんのステージIVと診断され、仕事を続けながら治療を受けている知人がいます。

その知人からは、今年の夏ごろまでは抗がん剤が効いて安定しているという知らせがあったのですが、秋になって抗がん剤が効かなくなったという連絡がありました。

彼女はまだ50代、一人娘さんは大学生なので、彼女は頑張って仕事も続けています。

膵臓がんは発見しにくい場所に生じるため、発見されたときにはすでにがんが進行している場合が多いことを痛感しています。

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膵臓(すいぞう)がんとは、胃の後ろ(背中側)にある膵臓と呼ばれる臓器に生じるがんのことです。好発年齢は60歳以降で、男女比はわずかに男性が多く約40人に1人の日本人が生涯で膵臓がんにかかると考えられています。膵臓がんは全がんの中でもっ...

上記事には次のように書かれていました。40人に一人という数字は驚きでした。

膵臓がんとは、胃の後ろ(背中側)にある膵臓と呼ばれる臓器に生じるがんのことです。好発年齢は60歳以降で、男女比はわずかに男性が多く約40人に1人の日本人が生涯で膵臓がんにかかると考えられています。

今まさに膵臓がんと闘っている知人から「抗がん剤が効かなくなった」という連絡が届いた際には、私は返す言葉が直ぐには出てきませんでした。

少し考えてから「難しいとは思うけど、短い時間でも病気を忘れて楽しいことを考えて」と返信したところ、彼女からは「お笑いの番組とか見て笑っているから大丈夫」という連絡があり、彼女のポジティブな言葉に胸が詰まるような思いを感じました。

彼女に奇跡が起きてくれることを祈るばかりです。

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