人間関係リセット症候群

初めて目にした病名でした。

LINEの友だち全削除も--「人間関係リセット症候群」に陥りやすい若者たち
「人間関係リセット症候群」をご存知だろうか。実際にオンライン・オフラインの関係性を絶ってしまう人を指す言葉で、若者の中には行動に移してしまう人も少なくない。

記事の冒頭に次が書かれていました。

「人間関係リセット症候群」をご存知だろうか。皆さんの中にも、「人間関係をリセットして、誰も自分を知らない世界に行きたい」と考えたことがある人はいるだろう。このような心理に陥ったときに、実際にオンライン・オフラインの関係性を絶ってしまう人を指す言葉だ。

記事にも「いまの時代にはこのような状態に陥りやすい条件が整っており」と書かれていましたが、上記を読んで、私も今の時代にはあり得る病気だろうと思いました。

また、上記事に次が書かれていましたが、私もSNSで 『いいね』 数による友達のランク付けをしている友人に恐怖を覚え、自分のアカウント削除を考えたことがありました。

いまは多くの人がSNSで1人1アカウントを所持しており、いつでもどこでも他人の視線にさらされ続けている。「LINEの返事はこないのにTwitter/Instagramに投稿している」「自分には『いいね』しないのにあの人にはしている」「仲間内で自分だけ遊びに誘われていない」などの行為が筒抜けとなり、その結果、ストレスに苛まれることになる。

記事は次の文面で終わっていましたが、リセットを考えている方にはその弊害を理解し、リセットしないで留まっている私としても、若い方には特に他の選択肢を視野に入れることをお勧めしたいと思いました。

本当に追い詰められている場合は、リセットも悪いことではない。しかし当然、弊害もある。リセットを繰り返すことで信頼できる人間関係を構築できず、孤独に陥り、本音が言える友達がいない状態となってしまうのだ。特に若いうちは、生涯続く人間関係を築く大切な準備期間でもある。安易に切るだけでなく、相手と仲直りしたり、関係を再構築することも選択肢に入れるといいのではないだろうか。

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