新型コロナ対策として使用され、クリニック等の入り口に置かれている検温カメラから顏画像が漏えいしているそうです。
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上記事の冒頭に次が書かれていました。
新型コロナウイルス対策で検温に使われたサーマルカメラから顔画像が漏えいしている。ネット上のフリーマーケットで転売された中古品では、1台で1000点近い画像が見つかった事例もある。個人データを消去しないままの転売や廃棄は個人情報保護法に抵触する恐れがあり、サーマルカメラの業界団体は「個人情報をきちんと消去してほしい」と注意を呼びかけている。
私が行くクリニックの入り口にも検温カメラ(サーマルカメラ)が設置されていて、受診時にはその検温カメラで体温を測ってから受け付けのあるフロアに入るシステムになっています。
私は記事を読むまで、顏画像を保存するシステムが備わっていることを知りませんでした。すべての検温カメラに画像保存ができるのかはわかりませんが、記事によれば顔画像も個人情報に位置づけられるそうなので、それを考えると漏えいは恐ろしい限りです。
記事には次が書かれていていました。出回っている中古品にも多くの画像が消去されずに残っているかもしれません。
中古市場には使用済みのサーマルカメラが売り出され、メルカリには東亜産業の同機種も直近で約70台が出品されていた。コロナ禍が収束に向かう中で、今後さらに中古品が出回ることも予想される。
検温カメラの製造販売側には、取り扱い説明書に顏画像保存機能があるかないか、あればその消去方法をきちんと明記することを願いますし、利用する側にも廃棄や転売の際には顏画像を個人情報として対応することを願うばかりです。