次の記事が目に留まり、骨髄浮腫症候群という聞きなれない病名が書かれていたため、気になって読み始めました。
[黒田福美さん]骨髄浮腫症候群(1)韓国の山で足首負傷 「手術で人工骨に」と言われ、不安募る | ヨミドクター(読売新聞)
1978年にテレビドラマでデビューし、85年に公開された伊丹十三監督の映画「タンポポ」で、役所広司さん演じるギャング風の男の愛人役で注目を集めた。80年代から韓国との往来を始め、芸能界きっての韓国通としても知られる。 この約10年、「骨髄...
骨髄浮腫症候群は、記事に登場する俳優の黒田福美さんが患った病気なのですが、次が書かれていました。
症状が出始めたのは、2013年の秋頃。訪問先の韓国で山を下っている時に左足首を負傷した。サポーターで固定しても痛みは増すばかりで、帰国後、自宅近くの整形外科を受診した。検査の結果、「(足首の) 距骨 が 壊死 している。人工骨に置換する手術しか方法はない」と言われた。
この記事には次が続いています。
[黒田福美さん]骨髄浮腫症候群(2)床に足をつくだけで、骨が砕けたかのような強烈な痛み…治まるまで1年 | ヨミドクター(読売新聞)
壊死(えし) して治るはずのない足首の 距骨(きょこつ) が画像検査で回復しつつあることがわかった。「あり得ないことなので、みんな不思議でした」。体の重みで距骨がつぶれないように着けていた脚の装具を外すことになった。 今度は、床に足をつけ...
結果として、黒田さんの場合は手術せずに治ったのですが、そうであっても装具の装着や、それを外してからの痛みなどに苦しめられ、治るまでに一年ほどかかったことが書かれていました。
二つの記事を読みましたが、骨髄浮腫症候群の説明がなかったため、ネット検索で次の記事を見つけました。
右足に痛み 骨髄浮腫 | ヨミドクター(読売新聞)
昨年6月頃から右足が痛くなり、整形外科で「骨髄浮腫」と診断されました。治療はしていません。痛み止めの薬は、胃の調子が悪くやめています。この先、どんな対応が必要ですか。(79歳女性) 関節の変形ひどければ手術 川上純 長崎大学リウマチ・膠こう...
上記事は前出と同じyomiDr.の記事ですが、次が書かれていました。
骨髄浮腫は、磁気共鳴画像(MRI)検査で分かる骨の炎症です。必ずしも深刻な病気ではありません。足の関節や骨には常に負荷がかかっています。高感度のMRI検査を受けると、健康な人にも見つかることがあります。
「骨髄」が入った病名は恐ろしい印象がありますが、上記事によれば健康な人にも見つかることがあるそうで、必ずしも深刻な病気ではないと知って少しホッとしました。