夏野菜と言えば、トマトが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
今では一年中見かけるトマトですが、私が子供のころはトマトは夏だけの食べ物でしたし、夏休みに母の実家に行くと祖母が畑で採れたばかりのトマトをザルに山盛りに盛って出してくれた記憶があります。
トマトについて、スギやイネ科の花粉症の方はトマトを食べるとアレルギー症状が出るケースがあることが書かれた記事がありました。

夏野菜の代表、トマトの栄養は? えっ、アレルギーはあるの? 食べ合わせは? | ヨミドクター(読売新聞)
こんにちは。管理栄養士の山口真弓です。 今回は、夏野菜の代表、トマトの栄養や食べ方を深掘りしていきます。 トマトの赤はリコピンの赤 トマトといえば、あの赤い色素リコピンがよく知られていますが、リコピンは、天然色素成分カロテノイドの一種で...
記事には、トマトは加熱することでアレルゲンが不活化するため症状が出にくくなることがあり、スギやイネ科の花粉アレルギーがある方は医師とも相談しながら食べ方を選んでいくようにアドバイスされていました。

トマトの栄養と言えばリコピンですが、リコピンについて記事には次が書かれていました。
リコピンは、天然色素成分カロテノイドの一種で、強い抗酸化力を持っています。同じく抗酸化作用が高いβカロテンやビタミンEよりもその効果が優れていると考えられ、生活習慣病の予防などが期待できます。
また、次のような効能もあるそうです。
トマトは「食べる日焼け止め」とも呼ばれ、活性酸素を除去することで、肌へのダメージを軽減し、シミの原因となるメラニン生成を抑えてくれます。
記事の最後には、卵とトマトの味噌汁のレシピが紹介されていました。
調理も簡単ですし、暑さで食欲が低下した時にも良さそうですから、私も早速試したいと思います。
トマトなどの夏野菜は夏に食べることでより効能が発揮されますから、酷暑を乗り切るためにも大いに召し上がっていただければと思います。