歯がしみるのは虫歯の場合も

歯の知覚過敏について、わかりやすく説明されていました。

歯がしみる! 知覚過敏か、むし歯か…痛み方が違う、見極め方を歯科医に聞いた | ヨミドクター(読売新聞)
キーンと歯がしみる経験をしたことはありませんか。知覚過敏だと思っていたら、実はむし歯だったケースが3割あったという調査があります。知覚過敏は症状がとれさえすれば問題はありませんが、むし歯の痛みを放置すると悪化してしまいます。知覚過敏とむし歯...

知覚過敏が起こる機序は、次のよう書かれていました。

歯茎が下がってエナメル質のない根が露出しているとか、硬いものをかんでエナメル質が欠けたり、ヒビが入ったりして、象牙質に外部の刺激が直接伝わると知覚過敏が起こります。

知覚過敏だと思っていたら、実は虫歯だった患者さんが3割だそうです。

知覚過敏は、じっとしていて痛いということはありません。冷たい飲み物や空気、歯ブラシが触れた時、こすった時という刺激を加えた時にしみたり、痛んだりします。誘発痛と呼んでいます。一方、むし歯も知覚過敏と同じような痛み方をしますが、神経近くまでむし歯が進むと、何もしていなくても痛くなってきます。これを自発痛と呼んでいます。

知覚過敏と虫歯の違いについて、次の説明が書かれていました。

ズキーン、ズキーンと拍動のように来るのはむし歯です。知覚過敏でしみたり、痛かったりするのは、一瞬ですが、むし歯の方は進行すると痛む時間が長くなってきます。むし歯は冷たいものから始まって、進行して神経に炎症が起きていると熱いものがしみるようになります。冷たいものでしみる時間が一瞬ではなく、数秒間持続するようならむし歯の可能性が高くなります。

虫歯は放置せずに受診が必要ですが、知覚過敏についての治療も説明されていますので、歯がしみる方にはご一読をお勧めしたいと思います。

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