おじさんのくしゃみ

我が家でも主人のくしゃみはビックリするくらい大きいのですが、次の記事を読み、くしゃみの音が大きい理由を初めて知りました。

オジサンのくしゃみの音が大きな理由は? 激しいくしゃみで肺が破れることも(倉原優) - エキスパート - Yahoo!ニュース
花粉症シーズンになり、くしゃみで困っている患者さんが外来でも増えてきました。くしゃみが呼吸器系に及ぼす影響を、呼吸器内科医の目線から考察したいと思います。くしゃみとはくしゃみは医学用語で噴嚔(ふんてい

おじさんのくしゃみの音が大きい理由について、呼吸器内科医の筆者は次のように述べています。

男性のほうが女性より呼吸筋が多く、くしゃみ前に吸う空気量が多くなるためです。空気を抜く際ブーブーと音が鳴る風船も、大きく膨らませたほうが音が大きくなります。
若い人の場合、吸気量・呼気量をある程度コントロールできます。しかし、中高年になると、これが加減できなくなったり、周囲の目線を気にしなくなったりします。
このため、「オジサンのくしゃみの音は大きい」というイメージがあるのかもしれません。

記事には恐ろしいことも書かれていました。

くしゃみは気道の内圧を急激に上昇させることがあります。肺はデリケートな臓器なので、急に息を吸ったり吐いたりすると、肺が破れて気胸という病気になってしまうことがあります。
肺に開いた穴が大きいと、呼吸するたび肺がしぼんでしまい、外科的な処置が必要になります。
過去に、15歳の男の子がくしゃみをして肺が破れてしまったという報告があります。また、激しいくしゃみによって、喉の奥や横隔膜にまで穴が開いてしまったという報告もあります。

くしゃみで肺が破れてしまうとは、想像しただけでもゾッとします。

とは言え、我慢は禁物のようです。

くしゃみの大きさが激しいほど、呼吸器系にかかる圧負荷が大きくなります。反面、我慢したり、鼻をつまんだりすると、それによっても圧負荷が大きくなるので、これもまた問題です。

くしゃみが大きければ呼吸器系の負担が大きくなり、我慢することでも圧負荷が大きくなるそうですから、加減が難しいですね

筆者が記事の末尾で述べているように、日常生活ではエチケットが重要だと改めて思いました。

日常生活では医学的考察よりもエチケットのほうが重要かもしれません。
厚労省が推奨している通り、咳やくしゃみ時は、マスクやティッシュ・ハンカチ、服のそでを使うことが望ましいです。

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