細菌性胃腸炎から敗血症

先ほど、俳優の渡辺徹さんが細菌性胃腸炎からの敗血症で亡くなったという報道を読みました。

報道によると、11月20日に腹痛・発熱などの症状が出て入院、その後敗血症と診断されて11月28日に亡くなったそうです。

61歳という年齢、そして発症から亡くなるまでの期間にも驚きました。

細菌性胃腸炎は身近な病気ですが、乳幼児や高齢者、持病のある人などが敗血症に移行する場合があります。

渡辺徹さんも原因は一つではなく、いくつかの因子が重なって免疫力が低下し、最悪の事態となってしまったのではないかと察しました。

次のページに敗血症の説明が書かれていますが、どなたもかかる可能性があるという認識をお持ちになっていただければと思います。

敗血症について
敗血症とは、何らかの細菌やウイルスに感染することによって全身にさまざまな影響がおよび、心臓、肺など体の重要な臓器の機能が障害(臓器不全)される病気のことです。 通常の感染症は、喉、鼻、気管、腎盂(じんう)など病原体の感染が生じた...

敗血症は何らかの細菌やウイルスに感染する“感染症”によって引き起こされます。原因となる主な細菌は、ブドウ球菌、大腸菌、連鎖球菌などとされており、多くは肺炎、尿路感染症、皮膚や腸管の感染症などから発生します。

(中略)

年齢や性別を問わず何らかの感染症を発症すれば敗血症に進行する可能性はゼロではありませんが、特に65歳以上の高齢者、乳幼児、免疫機能が低下する病気や治療を受けている人は敗血症に進行するリスクが高いとされています。

亡くなられた渡辺徹さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

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