マグロの血合い部分

偶然に目に留まった記事ですが、私にとっては吉報が書かれていました。

日本の国民食「あの魚」の「捨てられる部位」から発見!健康にいい「自然界最強の物質」の正体(川本 大吾) @moneygendai
寿司ネタとして、なくてはならないマグロ。本マグロからミナミマグロ、メバチ、キハダと、ビンナガマグロと、それぞれの味わいがあり、刺し身も含めて日本人が大好物のネタである。大トロ、中トロ、赤身はもちろん、最近では中骨に付いた「中落ち」や、頭部に...

記事には次が書かれていました。

マグロの身の中でいまひとつ利用されていない、あるいはほとんど捨てられているという部位に最近、驚くほどの健康パワーが秘められていることが分かった。
捨てられている部位とはマグロの「血合い」である。血合いは決してまずいわけでない。新鮮なら、赤身などと同様に「うまい」部位であり、食べない手はない。繰り返すが、これが想像以上にすごい健康パワーを備えた食材なのだ。

私が吉報と書いたのは、私がマグロの血合い部分を頻繁に摂っているためです。

我が家のすぐ近くのスーパーに入っている魚屋さんは、マグロを切り分ける際に出る切り落としや血合い部分をパックしてお得な価格で売っていて、そのスーパーに行った際にそのパックがあれば必ず買うようにしています。

昨年の夏くらいから買うようになったのですが、血合い部分の鉄分が良かったのか血液検査のヘモグロビンの値が上がってきたので、今ではその血合いが目的でスーパーに行っています。

それらはメバチマグロのことが多いのですが、たまに本マグロの切り落としがあったりします。

ただ、そのパックが出るのは毎日ではなく、出ても2パックくらいなので、開店間もなくを逃すとすでに遅しとなってしまうのです。

そのため私はパックが出そうな日を予測してスーパーに出向くようになり、最近はそれが的中することが多いため、頻繁に血合い部分を摂ることができています。

私事が長くなり、申し訳ございません。

記事には次が書かれていました。

マグロには元々、血液サラサラ効果や中性脂肪低下作用などがあるEPA(エイコサペンタ塩酸)や、頭の働きを良くすることで知られるDHAといった有効成分が豊富であることが知られている。さらに血合いには、貧血予防に役立つ鉄分が多く含まれているのだが、新たに発見されたセレノネインは「自然界最強」とも言われる貴重な成分が含まれていた。

そして、「セレノネイン」について次が書かれていました。

共同研究者の1人である神奈川県水産技術センターの臼井一茂主任研究員によると、本マグロやメバチマグロの血合いの中には、赤身に比べて100倍ほどセレノネインが含まれているという。
その働きとは、「血合いを食べるとセレノネインを取り込んだ赤血球が、生活習慣病をはじめ、万病の元とも言われる活性酸素を直接、退治してくれる」(臼井主任研究員)といい、「遺伝子などにも危害を加えない自然界で最強クラスの抗酸化物質」と強調する。

そのようなセレレインが医薬品として開発されない理由について、記事には次が書かれていました。

そんなに凄いなら、医薬品やサプリなどが市販されていてもよさそうなものだが、発見されて日が浅いことから、精製技術が未開発。「セレノネインを1グラム精製するのに100万円ほどのコストが掛かると試算されている」と研究者は言う。  本格的な開発までには、あと20~30年は必要との見方もある。

血合い部分は今は廃棄されることが多いと記事にありますが、神奈川県の三崎港周辺では血合い料理の開発が進んでいるそうで、我が家の近くのスーパーの魚屋さんのようにパックして販売したり、血合いが摂れるルートが多くできることを願いたいです。

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