がんの診断を受けたら

多くの方にご一読をお勧めしたい記事だと思いました。

医師が明言、がん診断時に「必ず確認すべき」3つ
がんと診断されるときに、医師に必ず確認してほしい3つのことをお伝えします。がんが見つかるきっかけは、市町村や職場のがん検診や、痛みや出血、体調不良などの自覚症状があって病院で診察を受けて見つかるケー…

記事は『あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本』から一部抜粋・再構成として、がんと診断されるときに医師に必ず確認してほしい3つのことが書かれています。

近年のがんの告知は以前とは異なり、あっさりとしたものが多いと書かれていました。

現在のがんの告知はひじょうにあっさりしたものであることが多いです。裁判官から判決を言い渡されるような、ものものしいシーンはほとんどありません。
拍子抜けするほど淡々と「がんです」と告げられるのが一般的です。
もはや医療の現場では、がんは珍しい病気ではないからです。

しかしながら、記事にありますように、告知される側にとっては青天の霹靂の状況になってしまうでしょう。

記事の筆者( 日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)は「だからこそ、だからこそ、診断時に必ず確認していただきたい3つの大切なことがあります」として、3つを挙げています。

まず1つめは、それが確定診断なのかどうか。確定診断であるなら、どの検査で判断されたのかということ。

次に、診断が確定されたら、何のがんなのか、どこにできたがんなのかを、必ず聞いてください。

3つめは確定診断時点での進行の度合です。それによってがんの病期(ステージ)が決まってきます。

一つ目の確認の理由は、

確定のためには手術が必要だったりなど、まだ確定前であるケースも案外、あります。

二つ目の理由は、

例えば「肺にがんが見つかりました」と言われても、それだけで肺がんなのかはわかりません。というのも、大腸がんがもともとあって、それが肺に転移したのかもしれないからです。
この最初にできたがんを原発巣といいますが、治療は原発巣のがんに合わせて行われるのが一般的です。肺がんと大腸がんでは、基本的な治療法が異なります。

三つ目の理由は、

ステージは「0」から「4」まで5段階ありますが、がんの種類によって内容が異なり、同じステージでも病期の状態や治療法が違います。また、ステージが患者に伝えられるのは、ほぼ、確定診断のときだけです。
なぜ、この3つを必ず確認するかというと、がんの治療は最初の治療がいちばん大事だからです。

そして、筆者は次のように述べています。

根拠に基づく医療でもっとも大切なのは、患者さんの価値観であり、その人の生活や人生の質(QOL)です。

記事の末尾に次の文面がありましたが、ご自分、あるいは身近な方ががんになる可能性もあるだろうとお思いになってお読みいただければと思います。

苦痛でしかない治療では意味がありません。
ご自身の楽しみや生きがいをずっと続けてほしいと思います。
進行がんの場合は、人生の楽しみを諦めないために治療があります。
ステージ4も再発がんも、末期がんではありませんし、天寿をまっとうすることができます。
私の患者さんで、ステージ4で世界旅行に何度もチャレンジされている方もいます。
治療も、やれることがあります。
その点を、どうか誤解しないでいただきたいと思います。

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