昨日、学校健診の変化という投稿をしましたが、投稿後、小学校低学年の心電図検査はたいへんだろうという思いと、いつから検査が始まったのだろうという疑問が生じました。
それでネット検索したところ、次のページを見つけました。
上ページに次が書かれていました。
学校心臓検診は、昭和48年の学校保健法施行規則の改正により、定期健康診断として実施が義務付けられましたが、各地域で方法が統一されておらず、心電図検査を行う学年などもまちまちでした。平成6年12月の改正から小学校1年生、中学校1年生、高等学校1年生全員に心電図検査が義務付けられました。
上記から学校での心臓健診が始まったのが昭和48年、そして平成6年12月からは小学校1年生、中学校1年生、高等学校1年生全員に心電図検査が義務付けられたことがわかりました。
全学年ではないとしても、小学1年生の心電図検査は怖がる子がいたり大騒ぎする子もいるのではないかと察せられ、担当の医療従事者の方たちや先生方はたいへんだろうと思います。
実は、私の娘は小学校1年入学時の心臓健診で異常が見つかりました。
学校からその連絡があった時の驚きは、今でも忘れられない記憶となっています。
その連絡と同時に学校から心臓の専門病院を紹介され、数年間、定期的に通院するうちに運よく手術は免れることができました。
そのような経緯があるため、学校での心臓健診の重要性は強く感じています。
特に異常が見えずに生活していると、子供に心電図検査を受けさせる機会はほぼないですから、学校で検査は心からありがたく思いました。
日本循環器学会の学校心臓検診のガイドライン(2016年版)によると、学校での心臓健診は世界でも類を見ないシステムだそうですから、開始を決めることに尽力してくださった方々には感謝したいです。