次の記事を読みました。


記事には次が書かれていました。
BATジャパン社長のEmma Dean氏は「特に若年層による紙巻きたばこから加熱式たばこへの切り替えのインパクトは、公衆衛生の観点で期待される」と述べた。仮に日本における紙巻きたばこ喫煙者の50%が加熱式たばこに切り替えた場合、年間最大約1,200万人もの喫煙関連疾患の患者数を減らすことができるという。この数字は小さくなく、同氏はスモークレスな社会を実現する真の機会を迎えているとした。
1200万人とは、思っていた以上の数値だと認識を新たにしました。
そして、次の記載も認識を改めさせられたのです。
加熱式たばこが誤解される点として、〈1〉ニコチンは健康障害リスクを有する、〈2〉紙巻きたばこと同程度の健康障害リスクがある―の2点だという。〈1〉については米食品医薬品局(FDA)などの規制当局も指摘しているが、ニコチンは依存性があるため成人に使用を限定されるべきであるものの、がん、肺疾患、心血管疾患を惹起する要因でなく、たばこの燃焼によって発生する有害化学物質を含んだ煙を体内に取り込むことでこれらを来す。
上記が受動喫煙の害が提唱される所以だと、皆様にご理解いただければと思います。
次のページに成人喫煙率の変遷が載っています。
喫煙率の変化を見ると、男性の喫煙率は徐々に低下していますが、女性の場合は男性ほどの低下は見られません。
私の身近に喫煙者はいなくなりましたが、我が家の周囲には毎日のように吸い殻のポイ捨てが見られます。
そして、駅に向かう人の中に歩きたばこをしている人を見かけない日はないと言っても良いほどです。
記事によれば世界保健機関(WHO)が定義する非喫煙国の水準は5.0%以下だそうですから、日本はまだまだだと言えます。
喫煙者の方にはもちろんですが、多くの方にお読みいただきたい記事だと思いました。