偶然に目に留まったのですが、興味深く読みました。
記事には中国でのコホート研究で、一般集団に比べ眼鏡を着用した人は新型コロナウイルス感染への感受性が低い可能性があるという結果が出たことが書かれていました。
記事には研究者が述べたとして、次が書かれていました。
今回の結果は、日常的な眼鏡着用とSARS-CoV-2感染に対する感受性低下との関連を示唆するものだ。眼の粘膜を介する感染経路に鑑み、頻回の手洗い、眼に対する接触の回避といった予防法に注力すべき。
目をいじるかいじらないかは無意識の動作も多いと思いますから、眼鏡をしているほうが接触回数が少ないのかもしれませんね。
粘膜からのウィルス感染は、私も身を持って体験しました。
数か月前、孫が鼻風邪をひいた際、家族の中でその当時ドライノーズがひどかった私だけが感染しました。
ドライノーズで鼻の乾燥が気になっていたので、無意識のうちに鼻をいじっていたのだと思います。
記事の研究は少数サンプルで、対照が現在の一般集団における近視の有病率ではないなどの限界があることが書かれていて、研究者らもさらなる研究の実施を要すると述べているそうですので、今後の研究に期待したいと思います。