オミクロン株の感染者が徐々に増え、市中感染も確認されています。
市中感染が始まると感染者数が急速に増えることが危惧され、年末年始の人々の移動が拍車をかけるだろうと考えると、今後の状況が恐ろしいです。
そのような心中で次の記事を読みました。
上記事は2021年12月23日付けなのでオミクロン株の市中感染がまだ確認されていない時点なのですが、医師である筆者は次の見解を記していました。
市中感染が始まって感染経路がわからない患者さんが出てきたというニュースが流れたら、みんながスイッチを切り替えて、会合の予定をキャンセルするような対応が必要になってきます。オミクロン株は感染力が強いとされているので、夏のデルタ株以上の勢いで増える恐れがあります。
しばらく感染者数が少ない状態が続きましたから、この年末年始には昨年できなかった帰省や近場への旅行等を予定していた方々も多いのではないかと思います。
私も先月半ばくらいまでは昨年から控えていた実家の両親のお墓参りに行くつもりだったのですが、オミクロン株の市中感染が確認されたことで取りやめました。
都内まで往復するだけのお墓参りですが、私も高齢者ですし、もしも私がウィルスを持って帰って持病のある主人が感染したら大変だと思ったためです。
上記事にも、今できることは3回目のワクチンをできるだけ早くに接種することと記されていますが、私が住む川崎市は薬局薬剤師であっても2回目のワクチン接種から8ヶ月が過ぎないと接種券が発行されないようで、私の場合は来年2月以降の接種になると思います。
3回目接種に関しては2回目接種から6ヶ月で接種券が発行される自治体もあるようですから、川崎市にも柔軟な対応を望みたいです。
先日、TVのニュース番組中のインタビューで「PCR検査を受けてから帰省する」と言っていた人がいましたが、PCR検査はあくまでもその時点の結果しかわからず、陰性であったとしても数日後の予想はできないのですから、PCR検査陰性だから移動が大丈夫と考えることには疑問を感じます。
それに関しては、水際対策として帰国時にPCR検査を受けて陰性であった人が、待機中の施設で陽性に転じた例が多く報道されていることでもわかると思います。
この年末年始、オミクロン株の市中感染を受けて多くの方々が予定をキャンセルし、移動を控えてくださることを願わずにはいられません。