「ストレスのせい」の思い込みは危険

ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、体に様々な症状が出た経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そのような時、ストレスが改善されて症状が消える場合もありますが、症状が更に進んで病気と診断されるまでになってしまうこともありますから、症状が長引く場合はぜひとも受診なさることです。

今回ご紹介する記事には、「ストレスのせい」という思い込みが時には危険なことが書かれています。

大雨で浸水「ショックで夜中、息苦しくなる」と言う患者 しかし、採血をしたら…「ストレスのせい」の筋書きは危険 | ヨミドクター(読売新聞)
こんにちは。宇都宮のクリニックで内科医を務めている森永と申します。第2回です。 今回は、患者と医師、お互いにとっての”当たり前”が、実は当たり前じゃない……そんな話をさせてください。 災害後、体を動かすのが億劫に  クリニックの外来には、小...

記事に登場する男性は1週間前から出ていた症状を「天災によるストレス」だと思っていたそうですが、検査の結果重度の貧血が見つかり、持病の心不全が増悪していたそうです。

男性は治療によって回復し、事なきを得たことが記事に書かれていましたが、ストレスのせいだからと受診せずにいたらたいへんなことになっていたかもしれません。

私も何か不調があると「ストレスのせい」と考えてしまうことが多々あるため、気を付けなければと思いました。

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