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「カラコン」をつけると目の痛みが消える? 「バンデージ効果」にだまされない…空気が乾燥する冬場に気をつけたいこと | ヨミドクター(読売新聞)
気温が下がり、空気が乾燥してきました。この時期は、コンタクトレンズによる目の障害が起きやすくなるといいます。若い女性を中心に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)もトラブルが生じやすく、防ぐには、適切に使用する必要があります。 カラコンの...
バンデージ効果とは、カラコンによって角膜に傷がついても、カラコンを着けることによってばんそうこうのように傷口を塞ぐ感じになるため痛みが消えることをいうのだそうです。
カラコンによって起きる目の障害については、次の3つが挙げられていました。
(1)角膜に傷ができる
(2)結膜にアレルギー反応が起こる
(3)角膜への酸素が足りなくなる
カラコンに限らずコンタクトレンズを使う際の注意点について、次が書かれていました。
- 1日使い捨てのタイプは、1日使ったら必ず捨て、それ以外のタイプも使用期限を守る。
- 1日使い捨てタイプ以外は、使ったらレンズを洗浄する。両面をそれぞれ20回以上、専用の薬剤でこすり洗いをする。
- ケースは毎回、流水でよく洗い、しっかり乾かす。ぬれたままで使用すると、水道水などにいることがあるアメーバの一種「アカントアメーバ」がレンズに付着し、「アカントアメーバ角膜炎」になるリスクが高まる。ケースは、1か月程度使ったら必ず新しいものに交換する。
カラコンにはレンズ素材に金属酸化物などを使って色素を入れ、様々な色や大きさのデザインが施されているそうです。そのために目へのリスクは通常のコンタクトレンズよりも大きいのでしょう。
記事に次が書かれていましたが、お使いの際にはくれぐれもお気をつけください。
年末年始は、クリスマスや正月など、楽しいイベントが続きます。この時期は、コンタクトレンズを夜通しつけっぱなしにしてしまったり、つけたまま寝てしまったりする人が増えると言い、注意が必要です。