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急増する「閉経後乳がん」は皮下脂肪が元凶だった!? 閉経後もがんを増殖させるエストロゲンは作られている、医師が警告「若い人だけがなるもの」は大間違い | 週刊女性PRIME
「乳がんは若い人だけがなるもの」と思い込んではいないだろうか?実は閉経を迎えたあとも、意外なところで女性ホルモンが分泌されて乳がんができることがわかっている。「閉経後乳がん」のリスクを下げる方法を、いながき乳腺クリニック院長の稲垣麻美先生に...
記事に書かれているように、乳がんを増殖させる原因のひとつが女性ホルモンの「エストロゲン」です。
記事には次のように書かれていました。
確かに、閉経すると乳がんを増殖させるエストロゲンは卵巣ではつくられなくなります。でも、別のところでつくられ続けていることがわかっているのです。
そして、次が続いていました。
閉経後のエストロゲン増加に影響するのは、実は皮下脂肪だ。
「皮下脂肪からは、アロマターゼという酵素がつくられます。アロマターゼは男性ホルモンのアンドロゲンを女性ホルモンであるエストロゲンに変換する働きをします。
そのエストロゲンは、卵巣でつくられていたエストロゲンと同様に乳がんの細胞を成長させるため、皮下脂肪が多くアロマターゼの量が多い人のほうが、体内のエストロゲン濃度が高くなり、乳がんを引き起こしやすくなるわけです」最近、お腹まわりやお尻が気になる、二の腕がたるんできた……という女性は特に要注意だ
記事には他に、更年期障害の改善などにも使われる「女性ホルモン補充療法(HRT)」も乳がんのリスクを高めることが紹介されていますが、乳がんの初期(ステージゼロ)であれば5年生存率が100%であることから早期発見が重要だと書かれていました。
国立がん研究センターの集計によれば、乳がんの最新の5年生存率は発見時にステージゼロで100.0%、ステージ1なら99.8%、ステージ2なら95.5%、ステージ3であっても80.7%という高い数値となっている。
ちなみに、次のページによると40代から患者さんが増えています。そして、年齢が上がっても罹患率が下がっていません。
乳がんを知ろう - 乳がんは増えている? | 島津製作所
日本人女性の乳がん罹患数は年々増加しており、 今や、9人に1人が乳がんになる時代です。
いくつになっても油断せずに、定期的な検診を心がける必要があることをご理解いただければと思います。