私も自律神経が不安定になりやすいため、次の記事のタイトルが目に留まって読み始めました。
読み進むと、記事には「ゆっくり」を意識することが自律神経のバランスにとって重要だと書かれていて、さまざまな動作を「ゆっくり」おこなうようにすると、「呼吸」が自然とゆっくり深いものに変わるからと説明されていました。
その呼吸について、医師である記事の筆者は次のように述べています。
浅く速い呼吸は、交感神経の働きを高めます。
すると、瞬間的なやる気やアグレッシブな気分は高まりますが、それが長く続くと、血管が収縮し、血流が悪くなり、結果、心も体もいいパフォーマンスができにくくなります。
逆に、ゆっくり深い呼吸は、副交感神経の働きを高めてくれます。
すると、それまで収縮していた血管がゆるみ、質のよい血液が、体のすみずみまで流れるようになります。
すると、心も体もいきいきとよみがえり、継続的に自分のパフォーマンスもよくすることができるのです。
また、筆者は次のようにも述べています。
人間の体というのは微妙なもので、「呼吸をこうしなければいけない」と意識した瞬間に、それ自体がストレスとなって、かえって自律神経のバランスがみだれてしまうことが多いのです。
そして、意識しなくても呼吸がゆっくり深くなるために「ゆっくり動く」ことを勧めています。
さまざまな動作を「ゆっくり」おこなう→「自然と」呼吸がゆっくり深くなる→副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整う→血流がよくなり、体のすみずみにまで質のよい血液が流れる→健康になる。
毎日忙しくしている方には、ゆっくり動くのは容易ではないようにも思います。
ゆっくり動いていたら、その日に済ませなければならない用事が終わらないかもしれないですから。
でも、ほんの少しの時間でも「ゆっくり」を意識してみてはいかがでしょうか。
上記は、毎日気ぜわしく動いている私自身にも言い聞かせた言葉です
このサイト内の次の記事なども参考になさっていただければと思います。