日本人の死亡原因1位はがんですが、2位が心臓疾患であることをご存じの方もいらっしゃると思います。
心臓疾患の中でも多いのは心筋梗塞と狭心症ですが、狭心症についてわかりやすく書かれた記事がありましたので紹介させていただきます。
実は私の主人も10年ほど前に狭心症の診断を受け、手術でステントを入れました。
彼の場合、数年前から左肩が凝る症状が続いていて、1年に1,2度「ウッ」となるような胸の痛みがありました。
その痛みはほんの一瞬でしたし、まさか狭心症だとは本人も私も思わなかったのですが、主人の体でツボの勉強をさせてもらっていた際、私には違和感を感じた個所があり、渋る主人を説得して受診してもらったところ、狭心症の診断が下され、後日手術を受けたという経緯があります。
上記事を紹介させていただいたのは、胸の痛みだけが狭心症の前兆ではないことを多くの方に知っていただきたいと思ったためです。
狭心症の症状として代表的なものに「息切れ」や「腕や肩にしびれや痛みが出る」等が記事に書かれていますが、それ以外の症状として次が挙げられています。
●奥歯やのどが痛い
むし歯とまぎらわしく、歯科を受診する人もいる。のどの痛みを感じる人もいる●肩が重い、腕がしびれる
とくに左肩や左腕に症状が出やすい。肩こりをはじめ、関節・筋肉の症状と勘違いしやすい●胃のムカムカ、吐き気
位置的に心臓に近いため、胃の症状とも間違いやすい。ムカムカや吐き気で胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎を疑う人も多い
主人の場合は運良く軽いうちに受診して手術を受けることができましたが、もし受診しないで放置していたら心筋梗塞まで進んでしまったかもしれないので、それを思うと今でもゾッとします。
シニアの方たちはもちろんですが、上記症状が長く続いている方々には念のための受診をお勧めしたいと思います。