禅寺丸柿

先日の朝、TVのスイッチを付けた際、偶然にも私が住んでいる川崎市の柿の話題が報じられていました。

生産量が多くはない川崎市の柿がなぜ取り上げられたのか疑問に思いながら視聴していると、日本最古の甘柿である禅寺丸柿という名称の柿についての話がありました。

私は川崎市に住んで長いのにも関わらず不覚にも禅寺丸柿のことは全く知らなかったので、ネット検索したところ、川崎市のWEBサイトに禅寺丸柿が紹介されていました。

禅寺丸柿について

上ページには、次のように書かれていました。

禅寺丸柿は、鎌倉時代前期にあたる建保2年(1214年)に星宿山王禅寺の山中で発見された、日本最古の甘柿とされています。このことから、柿生の地名の元となり、古くから地域の人々の生活を支えてきました。江戸時代の1648年頃から王禅寺近隣地域に栽培が広がり、明治時代の末には最盛期を迎えました。
小ぶりで甘く、種が大きいのが特徴です。

大正10年(1921年)の柿生村の生産量は938トンに達しましたが、その後は新種の登場や都市化の進展による柿の木の減少により、昭和40年代半ばには市場から一旦姿を消しました。しかし、地域の人々の熱意と努力で「柿生禅寺丸柿保存会」が結成され、その希少価値から人気が復活しました。

天気予報を聞こうとしてTVのスイッチを入れたのですが、思いがけず地元の歴史を知ることができました

柿のことでは、次のページ等も参考になさっていただければと思います。

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